かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

不覚にも涙が出てしまいました

チャン・ヤン監督『胡同〈フートン〉のひまわり』(2005年中国) 文革によって断たれた画家の夢を息子に託す父親と、そんな父親に反発しながらも同じ道を歩み始める息子の30年に渡る愛憎の日々を描く感動ドラマ。監督は「こころの湯」のチャン・ヤン。 1976年…

倉田均監督『佐賀のがばいばあちゃん』(2005年)

こちらも、おもしろい作品でした。現在、昭和30年代に日本のこころの故郷を求めるような傾向がありますが、この作品もその範疇にはいるとおもいます。新しい日本映画、いい作品がおおいですね。もっと詳細にご紹介したいのですが、時間がないので、簡単に記…

今日はジョージ・ハリスンの亡くなった日

彼の精神性の高い音楽が好きでした。ジョージが亡くなって、とてもさびしいです。 改めて、ジョージを追悼いたします。

クリント・イーストウッド監督『父親たちの星条旗』(2006年)

「ミスティック・リバー」「ミリオンダラー・ベイビー」の巨匠クリント・イーストウッド監督が、太平洋戦争で壮絶を極めた硫黄島での戦いを、アメリカ側、日本側それぞれの視点から描く2部作の第1弾。硫黄島の擂鉢山に星条旗を掲げる6名の兵士を写した有…

エリック・クラプトンのコンサートを見てきました(11月20日)

時間がないので、簡単に書いておきます。 11月20日、日本武道館のエリック・クラプトン・コンサートは、今回バック・メンバーを一新しているせいか、かなりヘヴィ・メタルで、おもしろかったです。とにかく、こういうヘヴィなサウンドをエリック・クラプトン…

あの町この町に名画座があった

数日前に田沢竜次著『東京名画座グラフィティ』という新書本を読みました。タイトル通り、むかし東京のあちこちにあった名画座の思い出話です。 ぼくが名画座に通うキッカケになったのは、これもビートルズで、1964年にロード・ショー公開された『ビートルズ…

テリー・ギリアム監督『ローズ・イン・タイドランド』(2005年イギリス・カナダ合作映画)

以前この監督の『ブラザーズ・グリム』を見ましたが、特撮好きなわたしでも、どうも幻想度といい、お話といい中途半端な印象でした。が、今回の『ローズ・イン・タイドランド』はむしろハッキリ退屈でした。テリー・ギリアム版『不思議の国のアリス』と宣伝…

ジャンニ・アメリオ監督『家の鍵』(2004年イタリア映画)

これはよかったです。じわじわと感動が迫ってきました。 19歳のときに、恋人が妊娠。しかも出産で恋人は死に、子どもは障害をもって生まれます。ショックから育児を放棄して逃げてしまった主人公ですが、15年ぶりに自分の子どもと再会します。 歩行も不自由…

「ギンレイホール」、そして立ち飲み「たきおか」へ(11月19日)

久しぶりの映画館、ということでもないのですが、なんだかそんな気がしました。最近は、季節がいいので、休日は外をぶらぶら歩くことがおおくなっています。あと、立ち飲み屋さんですね(笑) しかし、やっぱり映画館の暗がりは大好き。 「お酒を控えて、映…

高見順『死の淵より』

自分の体の中に、死の病がとりついてしまったら? その恐怖と闘った高見順の詩集『死の淵より』は、読むのがつらい作品です。死にとりつかれた理不尽さと恐怖。高見順の苦しみ。 ■汽車は二度と来ない わずかばかりの黙りこくった客を ぬぐい去るように全部乗…

電車から富士山が見えた!

【絵】:葛飾北斎の富士 今朝、早朝の東武東上線に乗って、うとうとしながら、携帯音楽プレイヤーでデヴィッド・ボウイを聴いていたら、隣りと向かいの座席の女性たち(60代〜70代)から、「あら、富士山よ。ほら」「ほんと、きれいねえ」という声がして、思…

中村高寛監督『ヨコハマメリー』(2005年)

純白のドレスと白い化粧をして、横浜の街角に立つ老婆“ハマのメリーさん”。終戦直後から50年近く、背骨が曲がっても娼婦として生きてきた彼女の存在は、横浜で生まれ育った人ならば誰もが聞いたことのあるものだった。しかし、95年の冬にメリーさんは横浜か…

11月4日、またもや立ち飲みの「たきおか」へ!

【写真】:明るいうちからにぎわう上野「たきおか」周辺 朝仕事が終って早朝5時に、仕事仲間2人と赤坂の300円均一の居酒屋へいく。ここはお酒もつまみも全部300円。生ビールとチュウハイで、カンパイ! 朝酒はうまい(笑)。 6時半まで飲んで、そのまま上野…

11月5日、いざ筑波山へ!(笑)

牛久に住む息子のNへ届け物があるついでに、筑波山へいくことにする。できれば、山の上で紅葉を見たい。 朝7時過ぎ川越を出発→富士見有料道路→戸田西外環→常磐道で「土浦北」下車。渋滞に巻き込まれるのがいやなので、珍しく有料道路を奮発(笑)。おかげで…

ザ・フー、24年ぶりのスタジオ・アルバム

リンゴ・スターの息子、ザック・スターキーをドラマーにくわえたザ・フーの待望のニュー・アルバム『エンドレス・ワイアー』が今日アマゾンから家に届きました。 いつ出るか出るかと待っていましたが、ほんとに出ましたねえ(笑)。これから2,3日ゆっくり聴…