2016-01-01から1年間の記事一覧
ネットで「沖縄タイムス」をチェックしていたら、こんな見出しをみつけたので、記事を読んでみた。 女優の吉永小百合さん(71)が9日発売の週刊誌「女性自身」(23、30日合併号)で、沖縄県東村高江周辺のヘリパッド建設に住民らが反対していることに…
12月17日土曜日、Bunkamuraの受付付近で、Rさんと待ち合わせ、岩松了作・演出の『シブヤから遠く離れて』を見る。 座席は、ネットの抽選予約に洩れて、一般発売でもS席がとれず、結局、中2階のA席。これが案外ステージに距離が近く、俳優の表情がよく見えた…
12月10日土曜日、息子のN(36歳)から誘われて、ひさしぶり丸木美術館へいく。妻の運転で、Nとわたしが同乗。しかし、妻もわたしも、美術館の位置を忘れていて、途中ナビに頼って迷い、車がギリギリ通れる狭い橋に出て肝を冷やしたりした。 Nは、数ヶ月前に…
強父論作者: 阿川佐和子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/07/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る 父・阿川弘之を、その娘が回想した本ということになるけれど、そこは阿川佐和子さんが書いたものだから、月並みに父を思慕する本に…
友人たちと忘年会のある妻と池袋駅で別れ、散歩。はじめ鬼子母神へいってみたがものたりないので、そこから雑司が谷霊園に向かう。ずっと夏目漱石の墓を訪ねたいとおもっていながら、雑司が谷霊園にいくのは、はじめて。鬼子母神の前にある看板の地図を見て…
12月3日土曜日、新宿武蔵野館で映画2本を見る。午前10時からエイドリアン・クワン監督の『小さな園の大きな奇跡』を見る。2015年の香港映画。 エリートの家庭が入園する名門幼稚園に疑問を感じて退職したルイ先生が、テレビニュースで生徒が5人しかいない閉…
11月23日(水)勤労感謝の日、イオン板橋で松岡錠司監督、小林薫主演の『続・深夜食堂』を見る。前作だけでなく、インターネットでドラマ版も見ているので、あらかた内容は予想できるものだけれど、そもそもの設定がいいし、小林薫は味があるし、少女役のこ…
11月19日土曜日。イオン板橋の朝一番、片渕須直監督『この世界の片隅に』を見にいく。 アニメには抵抗感がいまでもあるけれど、この作品は戦時下の庶民の生活をていねいに描いていてとても見ごたえがあった。片渕監督は、舞台になっている呉や広島の戦前の風…
11月5日土曜日、朝一番(午前9時20分より)山下敦弘(やました・のぶひろ)監督の『ぼくのおじさん』を、イオン板橋へ見にいく。 山下敦弘監督は、『ばかのハコ船』(2003年)をビデオで見て以来、注目のひと。以来、山下作品は全部見るようにしている。『ぼ…
10月31日月曜日、午後5時より少し前に渋谷のオーチャードホールへ。たまたまハロウィンの日と重なってしまったので、渋谷駅を降りると、あちこちに顔にメイクしたひとたちがまじっていた。帰りの時間の混雑が心配になる。 オーチャードホールのグッズ売り場…
10月23日、川越の「ウニクス南古谷」で、朝井リョウ原作、三浦大輔監督の『何者』を見る。予告編がちょっとおもしろそうだったのと、二階堂ふみ、有村架純という若手女優に惹かれて映画館へ足を運ぶ。 就活をテーマにした青春映画。それぞれの人物を見る視点…
少し昼寝して、Led Zepagainを六本木のEXシアターへ見にいく。早く着いたので、六本木通り沿いのベンチで本を読んでいたら、息子のNからメールがあって、いま六本木駅に着いた、というのでいっしょに会場へはいる。 バンドのジミー桜井氏のなりきりジミー・…
10月22日、イオン板橋の5Fで妻と待ち合わせ、西川美和監督の『永い言い訳』を見る。『永い言い訳』(原作、西川美和)は、妻もわたしも先に小説の方を読んでいて、映画の公開をたのしみにしていた。 ★ 冒頭はショッキングにはじまる。 観光バスが事故に遭遇…
10月11日、イオン板橋で、大根仁監督、福山雅治、二階堂ふみ主演の『SCOOP!』を見る。 スキャンダルを狙うやさぐれたカメラマン(福山雅治)と新米雑誌編集者(二階堂ふみ)のコンビが中心になって、「特ダネ」を狙う、コメディ作品。二階堂ふみのファンなの…
10月15日、池袋で妻と待ち合わせ、渋谷Bunkamuraのシアターコクーンへ『るつぼ』を見にいく。演劇を見る前に、ひと波乱があった。わたしが、まちがえて、次に見にくる予定になっている『シブヤから遠く離れて』のチケットを持ってきてしまったのだ。タブレッ…
10月8日・9日・10日・・・この3連休は、映画三昧。3連休最後の日は、ウニクス南古谷へ『ハドソン川の奇跡』を見にいく。 2009年1月15日、真冬のニューヨークで、安全第一がモットーのベテラン操縦士サレンバーガー機長(トム・ハンクス)は、いつものように…
ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランだけれど、本人と連絡がつかない、というニュースを聞いて、たくさんのディラン・ファンが「いかにもディランらしい」とにんまりしたのでは。実際、これって前代未聞の珍事では。こういう思いつかないことを平気でや…
妻の運転で、ウニクス南古谷へ、深田晃司監督の『淵に立つ』を見にいく。 きのう見た『グッドモーニングショー』は、中井貴一の好演でなんども笑わせてもらったけれど、きょうの映画は予告篇で見るかぎり、静かで怖い雰囲気。しかし、この作品もよかった。 ★…
9月8日土曜日、イオン板橋で妻と待ち合わせ、君塚良一監督、中井貴一主演の『グッドモーニングショー』を見る。喜劇は、笑いの感覚があわないと全然おもしろくないことがあるけれど、この映画は笑わせてもらった。中井貴一の喜劇役者としての魅力を、とくに…
きのうの夜、ネットでニュースを見ていたら「ノーベル文学賞にボブ・ディラン」という記事が目にとびこんできた。以前からボブ・ディランが何度かノーベル文学賞にノミネートされているという話はきいていたけれど、ボブ・ディランのファンを自称していなが…
9月22日(木)の公開初日にはひとりで、9月24日(土)には妻といっしょに、ロン・ハワード監督『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』を見た。1963年から1966年まで、ビートルズがツアーをやめるまでの多忙な4年間を中心に描かれている…
午前、的場(埼玉県)の娘夫婦のところへいって、双子の遊ぶのを見る。娘の子守りの手伝いで妻は残り、ひとり「シネ・リーブル池袋」へ山下敦弘監督『オーバー・フェンス』を見にいく。 ★ 山下敦弘作品は、インディーズ時代の作品からおもしろく見ている。今…
朝から雨。川越のロイヤルホストで、娘夫婦と双子の子供たち、そして妻と朝食。娘夫婦が近くに住んでいるので、双子の成長していく姿を週に1回間近に見られるのがうれしい。2歳半という、赤ちゃんと子供の境目くらいのところで、ませたことをいうかとおもえ…
ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウルアーティスト: ザ・ビートルズ出版社/メーカー: Universal Music =music=発売日: 2016/09/09メディア: CDこの商品を含むブログ (9件) を見る 1977年にLP盤として発売されて以来、CD化されていなかったハリウッド・ボ…
映画を撮りながら考えたこと作者: 是枝裕和出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2016/06/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る ハード・カバーで、400頁を超えるヴォリューム。でも、分量以上に、内容がすごい。是枝裕和監督が自分のこれまで…
9月3日、渋谷Bunkamuraのル・シネマで、スティーグ・ビョークマン監督『イングリッド・バーグマン〜愛に生きた女優〜』と、クロード・ルルーシュ監督『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(ブレリュード)』を見る。名画座2本立てではなくて、映画のハシゴをす…
きょうネットを見ていたら、こんなニュースが目にはいった。 原子力規制委員会は31日、原発の廃炉で出る放射性廃棄物のうち、原子炉の制御棒など放射能レベルが比較的高い廃棄物(L1)の処分の基本方針を決定した。地震や火山の影響を受けにくい場所で7…
イオン板橋に、妻の姉さん、妻と11時10分に待ち合わせ、11時20分から鶴橋康夫監督『後妻業の女』を見る。予告篇を見ていたときから、おもしろそうだな、とおもっていたが、期待どおり、それ以上に笑った。 徹底した乾いた笑いで、最後まで安価なヒューマニズ…
8月20日、池袋で妻と待ち合わせ、日比谷シアタークリエで、作・井上ひさし、演出・栗山民也、出演・永作博美の『頭痛肩こり樋口一葉』を見る。 永作博美のファンだったので、生の舞台も見てみようとおもったけど、舞台というのは映画のように細かな表情が見…
川越を早く出て、「テアトル新宿」で、安藤尋監督、瀬戸内寂聴原作の『花芯』を見る。『花芯』は、瀬戸内寂聴が、まだ出家する前の瀬戸内晴美だった時代、1956年に発表した作品。このとき、瀬戸内晴美は、30代だった。 『花芯』は、いまや現代の「生き仏」(…