かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

オリヴィエ・ダアン監督『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(10月25日)

イオン板橋で、オリヴィエ・ダアン監督『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』を見る。 グレース・ケリーについては、フレッド・ジンネマン監督の『真昼の決闘』(1952年)や、アルフレッド・ヒチコック監督『ダイヤルMを廻せ』(1954年)、『裏窓』(1954…

鎌倉の散歩②(10月19日)

朝起きたら、ふくらはぎが筋肉痛を起こしている。源氏山ハイキングの後遺症だ。 大船へ1泊したのだから、朝一番で大船観音を見ていこうと、8時にチェックアウトしたら、大船観音の拝観は9時からだった。 駅のコーヒー・ショップで、西田征史(にしだ・まさふ…

鎌倉の散歩(10月18日)

北鎌倉駅へ着いたのが午前10時40分頃。円覚寺の境内をひと回りしてから、小津安二郎監督の墓を訪ねる。 円覚寺はなんどか来ているが、小津監督の墓を見るのは初めてなので、インターネットで墓の位置を調べておいた。が、その見当の方へ歩いていくと、「小津…

飯田進著『地獄の日本兵 ニューギニア戦線の真相』を読む。

地獄の日本兵―ニューギニア戦線の真相―(新潮新書)作者: 飯田進出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/06/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 約230万人の軍人戦没者のなかで、過半数は戦闘によるものではなく、餓死や病死であるという。本書は…

成島出監督『ふしぎな岬の物語』を見る

朝川越を早く出て、「イオン板橋」で10時10分から成島出監督『ふしぎな岬の物語』を見る。 美しい岬と善良な人々が織りなす寓話のような作品。先に原作を読んでいたので、映画がかなり原作を改変していることもわかった。小さな挿話が、いくつか映画用に創作…

矢崎仁司監督『太陽の坐る場所』を見る。

10月11日土曜日、有楽町スバル座で11時30分から矢崎仁司監督『太陽の坐る場所』を見る。 出演は、水川あさみ、木村文乃、三浦貴大など。 ★ 高校生時代、女子の「女王様」的な存在として、すべての中心にいた女性「高間響子」と、途中から転向してきた鈴原今…

10月9日は、ジョン・レノンの誕生日。

ジョン・レノンは、1940年の10月9日生まれ。健在ならば今年で74歳になる。どんな<おじいちゃん>になったのだろう? とはいっても、同世代のミュージシャンは、リンゴもポールもストーンズもクラプトンもバリバリの現役だから、ジョンの<おじいちゃん>姿…

40歳のポール・マッカートニーが歌う「Evory And Ivory(エボリー&アイボリー)」。

タッグ・オブ・ウォーアーティスト: ポール・マッカートニー,ワンダー・スティービー出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2006/09/06メディア: CDこの商品を含むブログを見る 初めてポール・マッカートニーの「Evory And Ivory」のプロモーシ…

角田光代著『紙の月』を読む。

このところ外出用に持って歩いていた角田光代『紙の月』(ハルキ文庫)を、おもしろく読んだ。 紙の月 (ハルキ文庫)作者: 角田光代出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2014/09/13メディア: 文庫この商品を含むブログ (39件) を見る ★ 夫との関係がしっ…

森沢明夫作『虹の岬の喫茶店』

虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫)作者: 森沢明夫出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2013/11/14メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る 知人からすすめられ、電子書籍にあったので読んでみる。成島出監督、吉永小百合主演『ふしぎな岬の物語』の原作でも…

小泉堯史監督『蜩ノ記』を見る。

10月4日土曜日の11時半、家人のクルマに川越駅でひろってもらい、そのままウニクス南古谷へ。12時10分からの『蜩ノ記(ひぐらしのき)』を見にいく。 『雨あがる』(2000年)、『阿弥陀堂だより』(2002年)の小泉堯史(こいずみ・たかし)監督作品だ。…

里見弴作「縁談窶(えんだんやつれ)」を読む。

恋ごころ 里見トン短篇集 (講談社文芸文庫)作者: 里見トン出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/08/10メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る むかし読んだのは、おそらく神保町で買った里見弴著『彼岸花』(あるいは『秋日和』だっ…

早稲田松竹の2本〜『映画と恋とウディ・アレン』『ブルージャスミン』。

9月29日、月曜日の朝。川越から東武東上線で池袋まで出て、山手線で高田馬場駅、下車。早稲田松竹へ、ウディ・アレン関連の映画2本立て、を見にいく。 少し時間が早かったので、「ドトール」でコーヒーを飲みながら、角田光代著『紙の月』を読む。次々大作を…