2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧
2ケ月に1度くらい、熊谷で弟(54歳)夫妻と会って、居酒屋で飲む。特に用らしい用もなく、たいていは世間話だが、たまに映画や音楽や本の話をする。 先日のこと。 弟は、阿川弘之の『志賀直哉』を読んだよ、という話をし、、、 「兄貴は、むかしね、志賀直哉…
山田洋次監督の寅さんシリーズ『男はつらいよ 旅と女と寅次郎』(1983年)を見直した。 旅先で寅さんが知り合ったのは、演歌のスター・京はるみ(都はるみ)。寅さんはまもなく、出会った女性がステージを抜け出してきた、演歌のトップ・スターだと知るが、…
1973年に公開された映画『ロックンロール エクスプロージョン』ではじめて見たときから、リトル・リチャードの異様ないでたちと、狂ったようなシャウトには圧倒された。 自ら「ロックンロールのキング!」と豪語するのも、納得! ポールが歌うビートルズのカ…
出演小林聡美、もたいまさこ、加瀬亮・・・となると、『かもめ食堂』や『めがね』の、ゆったり系路線だろうか、と自然おもってしまうけれど、見ると、やっぱりそのとおりで(笑)、ただし、監督はちがっている。 舞台がタイになっているけれど、それがどこか…
つげ義春、辰巳ヨシヒロ、永島慎二・・・この3人のマンガ家を愛読していたころがある。 DVDの箱の説明を読んだら、これは永島慎二の、愛読した作品の映画化ではないか、とわかり、迷わず借りてみた。 ★ 阿佐ヶ谷の風呂なし木造<6畳>アパート(原作では、3…
楽曲の対象は、ビートルズ時代の公式曲のなかから。 予選第1回戦の対戦は、、、 ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア レディ・マドンナ ゲット・バック キャント・バイ・ミー・ラヴ ジ・エンド どれもそれぞれに想い出がある。でも、2つにしぼれば映画『ヤアヤ…
5月8日(土曜日)、渋谷のbunkamuraで「レンピッカ展」を見る。 先日新しくできた「三菱一号館美術館」へ「マネ」を見にいったが、入口に列ができて30分待ち、そのときは、やむなく退散した。今回も並んでいるようだといやだな、とおもったが、すんなり見れ…
5月5日の深夜というか5月6日早朝というか、朝の4時から、斉藤明美さんがNHKの「ラジオ深夜便」に出演して、高峰秀子について50分ちかく話してくれた。 内容的には、先日読んだ『高峰秀子の流儀』に書かれていることと重なるので新しい発見はなかったが、斉藤…
妻から「おもしろいよ」といわれて読む。たしかに、おもしろい。最初の数ページくらい読むうちに、どんどん引きこまれた。 ★ 女教師森口悠子は、担任のクラスへ<教師を辞職することにしました>とお別れの挨拶をする。 彼女の小さな娘が、学校のプールで溺…
4月29日、極貧荘の近くからバスに乗り、赤羽へ。立呑み「いこい」で飲む。帰りは、電車で池袋へ出る。 「新文芸座」をのぞいてみると、「増村保造と若尾文子」の2本立てをやっていた。 夜から仕事なので、少し眠っておきかった。見ていて眠くなったら、その…
1970年、ぼくは、ビートルズが解散してから4人のソロ・アルバムを買った。 ポールの『マッカートニー』、ジョンの『ジョンの魂』、ジョージの『オール・シングス・マスト・パス』、そしてリンゴの『センチメンタル・ジャーニー』だ。 ポールとジョンとジョ…
戦いの際、刀が折れてしまい命を落とした恩師。恩師の娘に父の仇を討つため名刀を作ってほしいと頼まれるが、自分が献じた刀のせいで恩師が殺されたのも同然と思う刀鍛冶は名刀を作る自信がなかった。しかし、娘に励まされ名刀作りに打ち込んでいく…。 (「g…