8月26日、土曜日。「イオン板橋」の映画館で、原田眞人監督の『関ヶ原』を見る。原作は、司馬遼太郎。出演が、石田三成に岡田準一、徳川家康に役所広司。
正義感が強く、道理を通してものを考え判断するが、コチコチの固い性格に反発するものも多く、欲望をうまく隠し、柔軟にひとを操る家康に結局負けてしまう石田三成のひととなりをくっきりと描いている。三成の岡田準一も役所広司の家康も対照的でよかった。あと、この映画では、最後石田三成を裏切り、家康側へ勝利を導くことになる優柔不断の小早川秀秋(東出昌大)にも大きなスポットをあてている。
正義の人、石田三成。
それから、島左近を演じた平岳大(ひら・たけひろ)。父・平幹二朗にそっくり。日本を二分した大合戦を、近くで見ているような臨場感をたのしんだ。
石田三成の参謀、島左近。扮する平岳大は、父・平幹二朗にそっくり。
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