映像はシャープ、演出は自然体、とても素敵な青春映画でした。こんな作品をいままで見逃していたなんて、びっくりです。
二人の高校生、花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)は、中学生のときから、仲良しの友だち。そろって手塚高校へ進学しましたが、そこでひとりの男子高校生をめぐって、二人の関係に亀裂が生じてきます。
★
そんな筋だけいえば、どうということもない映画なのに、見入ってしまいました。
特に、蒼井優の瑞々しい演技に惹かれました。
こんな新鮮な映画を撮れる岩井俊二監督の作品、これからも見ていきたい、とおもいます。