かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ボッティチェリ展と旧古河庭園のバラ、そして王子のおでん屋さんへいく(5月13日)


5月13日、時間ができたので、渋谷bunkamuraでやっている「ボッティチェリルネサンス フィレンツェの富と美」を見にいく。平日なので、それほど混んでなくて、絵の横の解説を読みながらゆっくり見る。この時代の絵は写実性が強いので、美術的な感性や知識がないわたしでも、それなりにたのしめた。


●「ボッティチェリルネサンス フィレンツェの富と美」公式サイト↓
http://botticelli2015.jp/



bunkamuraを退散して、山手線で駒込へ向かう。


車中、ロッキングオン社(渋谷陽一氏編集代表の雑誌)の「SIGHT」を読む。むかしロックの新譜を次々紹介してくれた渋谷さんが、いまこうして安倍晋三独裁政権と真っ向から闘っていることに共感して、洋楽ロック雑誌の「ロッキングオン」を買わなくても、「SIGHT」は毎回買ってしまう。


駒込駅から商店街を散歩。初夏の陽気で暑いけれど、風が涼しくて、気持ちがいい。商店街に気軽に寄れそうな立飲みでもあれば、一杯立ち寄りたい、とおもっていたが、ない。


旧古河庭園のバラは、少し盛りを過ぎていた。遠くからはきれいでも、近くで見ると、艶を失っている。マリア・カラスとかイングリット・バーグマンとか、歌手や女優の名前のバラがある。


5、6年前ネットの知り合いが「マッカトニー・ローズ」とう名前のバラがあるというので、いくつか薔薇園を回って、探し歩いたことがある。きょうも気にはしていたけれど、旧古河庭園では「マッカトニー・ローズ」を発見できなかった。







旧古河庭園の前からちょうど来た巡回バス(100円均一)に乗って、王子へいく。むかしから桜や紅葉の季節に立ち寄る、駅前の小さな立飲みおでん屋へはいる。7〜8人で満杯になるような立飲みで、なかは満員だったが、お客さんのひとりがスペースをつくってくれて、場所を確保。


おでんをつまみに、瓶ビール、日本酒の冷や、レモン・サワーを飲む。ここの元気なおばあちゃんは、きょうも達者だったが、帰るとき「うるさくてごめんなさい」と、気遣いをみせてくれた。ちっともうるさくはないし、たのしかったけれど。


王子駅から京浜東北線で田端へ出て、山手線で池袋へ向かう。