4月23日、月曜日。
川越を出て、「新宿武蔵野館」へ、ジョエル・ホプキンス監督『ロンドン、人生はじめます』を見にいく。
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だいぶ早く着いたので、新宿御苑へいってみる。月曜日はふだん休園日だが(あとで知った)、幸いにこの日は開園していた。
きのうほど暑くはなく、広い御苑のなかを散歩するのにちょうどよかった。新緑が美しい。日本庭園から「旧御涼亭」へぶらぶら散歩。平日なので、人もおおくなくて、気持ちよかった。
途中ベンチで、芝木好子の短編集『海の匂い』を読み終える。芝木好子は、気品と深みがあって、好きな作家。表題作がとくによかった。
- 作者: 芝木好子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1990/08/01
- メディア: 文庫
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12時から「新宿武蔵野館」で、ジョエル・ホプキンス監督の『ロンドン、人生はじめます』を見る。
『ロンドン、人生はじめます』予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=YHThLqjIz7o
製作国、イギリス。
高級マンションに住む初老の未亡人とホームレス老人との恋愛を描いた作品。ダイアン・キートンの作品を見るのは、ひさしぶり。すっかり老婦人になっていた。
ロンドンの高級マンションで暮らす未亡人のエミリーは、夫が亡くなり、さまざまな問題に直面して心が満たされずにいた。そんな折、自然に囲まれた手作りの小さな家で暮らすドナルドと出会う。
庭でのディナー、気ままな読書、森でのピクニックなど、高級住宅地で暮らすエミリーとは間逆の環境で幸せに暮らすドナルド。頑固だけど温かいドナルドにエミリーは次第に惹かれていくが、ドナルドに降りかかったある事件から2人を取り巻く状況は一変する。
(「映画.com」から)
http://eiga.com/movie/88337/
題材的には、若者の恋愛よりも、老人の恋に共感しそうなわたしの年齢だけれど、あまりに寓話性が強くて、気持ちがはいらなかった。男優に魅力を感じなかったせいもある。
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帰り、立ち飲み「かぶら屋」へ寄って、おでんとやきとんをつまみに、ホッピーと緑茶ハイを飲んで、アパートへ帰る。