かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

鳥居観音と紅葉(11月8日)


今年はじめての紅葉を見に、飯能市名栗にある鳥居観音へいく。


川越からクルマで大体1時間ほど。名栗周辺は、低い山が続く。少し木々が色づいた景観を眺めながら、長く続く川沿いを走るのは楽しかった。


早めに家を出たので、予定通りに着く。


山上にそびえたつ観音像のふしぎな眺めが好きで、むかし小学生の子どもたちを連れてきたことがある。しかし、誰もよろこばなかった。


子どもたちにとっては、山のなかをさんざん歩かされて、興味もない観音様を見て帰っただけの、つまらないドライブだったようだ。


それ以来、家族のドライブに、子どもたちが消極的になった(笑)。



紅葉時期の鳥居観音を見てみたかった。


家人もいっしょだったので、山のふもとから上まで歩くのはちょっとムリ。いけるところまでクルマでいく。クルマの道は、かなりの急勾配だったが、途中の紅葉がきれいだ。


玄奘三蔵塔の前の駐車スペースにクルマを置き、そこから山伝いに紅葉を眺めながら、向こうに見える観音様のそばまで10分ほど歩く。




玄奘三蔵塔。ここにクルマを置いて山伝いに歩く。





天気もよく、気持ちのいい山の散歩だった。


観音様は、駐車場から見ると遠く感じられたが、実際歩いてみると、それほどでもなかった。





●紅葉を楽しみながら、山伝いに歩く。





●山の向こうに見える鳥居観音は、ずいぶん遠くに見えた。






●みるみる観音様が近づいてくる。





●観音様を下から見上げる。




●観音様の手前にある納経堂。





観音さまの体内へはいって、狭い急階段をのぼっていたら、腹がおかしくなってくる。強い便意を催した。もっと、ゆっくり山の景色を楽しみたかったが、トイレが山上にはなく、麓まで降りなければならなかった。


猶予があまりない。駐車場まで戻るにも、あぶら汗が出てくる。


便意を抑えながら、クルマをセコンドにいれ、急勾配の道を下った。