かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

リンゴ・スター『リンゴ・ラマ』(2003年)


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7月7日で、リンゴは72歳になります。


リンゴ・スターは、20年ほど絶好調をキープしています。残念ながらチャートにはなかなか反映されないようですが、本人はそんなことはお構いなく、黙々と水準の高いアルバムをいまも発表しています。

  • 『タイム・テイクス・タイム』(1992年)
  • ヴァーティカル・マン』(1998年)
  • 『リンゴ・ラマ』(2003年)
  • 『チューズ・ラヴ』(2005年)
  • 『哀愁のリヴァプール』 (2008年)
  • 『ワイ・ノット』(2010年)
  • 『リンゴ 2012』(2012年)


これが90年代以降、リンゴが発表したアルバムですけど、優れた作品ばかりです。



リンゴのソロを語るとき、70年代の、アルバム『リンゴ』と『グッドナイト・ウィーン』に集中しがちですけど、それでは、リンゴ・スターは、過去のひとではないですか。


むかしは、ジョンやポールやジョージという優れたミュージシャンのなかにあって、自分に自信をもてず、俳優に活路を見出そうとしたり、リンゴにも迷いもあったようですけど、それはすでに<昔話>。


いまのリンゴは、なにかが吹っ切れたのか、自分の音楽に強い自信を持っているようにおもえます。



前置きが長くなりすぎましたけど、2003年に発表された『リンゴ・ラマ』は、わたしの大好きな1枚。なにがいいって、このアルバムは、全曲で、リンゴのドラムの魅力が堪能できるんです。





●このハード・ロック的なリンゴのドラミング、いいですよね。