かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

「影を慕いて」(亀渕友香with玉置浩二)に聴き惚れる


古稀 -modernism-

古稀 -modernism-


最近出たばかりの亀渕友香の『古稀』というアルバムを気にいっています。懐かしき昭和の名曲群をいまのサウンドと歌で甦らせてみました・・・というような感じの作品集です。


こんなミュージシャンがゲスト参加しています。


演奏しているひとたちの楽しさがそのまま伝わってきて、ふだんほとんど歌謡曲を聴かないわたしでも、ノリノリで楽しめるアルバムでした。



それと、むかしから好きだった古賀政男の「影を慕いて」が新しいギター・サウンズで復活。わたしは、しっとり(というか、ねっとりか?)歌う玉置浩二のヴォーカルに聴き惚れて、クルマのなかでなんどもリピートしたあげく、いっしょに歌ってしまいました(笑)。


歌詞が、また切なくていいんですよね。

影を慕いて
作詞:古賀政男/作曲:古賀政男


まぼろしの 影を慕いて
雨に日に
月にやるせぬ わが想い
つつめば燃ゆる 胸の火に
身は焦がれつつ しのびなく


わびしさよ せめて痛みの
なぐさめに
ギターをとりて 爪弾けば
どこまで時雨 ゆく秋ぞ
振音(トレモロ)さびし 身は悲し

君故に 永き人世(ひとよ)を
霜枯れて
永遠(とわ)に春見ぬ わが運命(さだめ)
永ろうべきか 空蝉(うつせみ)の
儚(はかな)き影よ わが恋よ


プロモーション映像があるのでアップしておきますけれど、歌の部分は、ほんの少しだけで残念。




大きな映像は、こちらへ。