日刊ゲンダイ(Digital)の記事(9月28日)を読んでいたら、こんな記事があった。
「新自由主義にかぶれて、若者が安心して結婚や子育てができない格差固定社会をつくりだし、北朝鮮の暴発をあおっているのは誰なのか。そのうえ、この解散で北朝鮮に対する圧力強化への支持を求めるなんて、狂気の沙汰です。放火犯がエラソーに『このままでは大惨事になるから、みんな消火に協力しろ』と強要しておいて、自分はまた新たに火をつけようとしている。今が国難というならば、それは安倍首相が国家権力を私物化し、好き放題やってきた結果です。この5年間で外交も内政もメチャクチャにされてしまった。いまや安倍政権の存在そのものが国難なのです」
(政治評論家・本澤二郎氏)
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口先三寸で、国民を騙せるとおもっている。ていねいに説明するって、口先でいいながら、臨時国会もひらかず、だんまりを決め込んでいたかとおもうと、疑惑隠しに、突然の衆議院解散!。憲法違反の戦争法を強引に法制化してから、この政権は、憲法を軽視してはばからない。まさに、やりたい放題だ。
関東大震災のさなかおこなわれた、朝鮮人の虐殺。あきらかな歴史的事実。その追悼式に追悼文を出さなかった小池都知事に、基本的にはなんにも共感するものがない。ただ、もう安倍晋三をこれ以上のさばらせてはいけない、その一心だけで、一瞬とはいえ「希望の党」へ期待したくなってしまう。とにかく、問題はあっても、「安倍政権よりマシ!」なのだ。
しかし、、、
市民連合が応援した、本当の野党共闘、民進、共産、民社、自由が協力して闘ってほしかった。民進は、共産とは理念や政策が一致しないからと、共闘をしぶっていたが、「希望の党」とは一致するのか? これからは、「歴史を修正」し、「改憲」を推し進める党のなかに組み込まれていくのか。