
1月19日㈰。晴れ。
「ウニクス南古谷」へ、Sさんと入江悠監督『室町無頼』を見にいく。
(略)日本の歴史において初めて武士階級として一揆を起こした室町時代の人物・蓮田兵衛の知られざる戦いをドラマチックに描く。
1461年、応仁の乱前夜の京。大飢饉と疫病によって路上には無数の死体が積み重なり、人身売買や奴隷労働も横行していた。
(「映画.com」より)
https://eiga.com/movie/101243/
荒廃した庶民の暮らし。路上には、腐乱した死体が棄てられ、放置されている。
権力者や(そのおこぼれに群がる)役人は、そんなことはどこ吹く風。税をとりまくって私利私欲をむさぼる。しぼれるだけしぼりとれ! 庶民の困窮には関心なし。
その理不尽さに怒ったのが、武芸の達人でありながら「立身出世」をいち抜けて、自由気ままに生きる蓮田兵衛(大泉洋)。
彼は人々の窮状を見かねて「一揆」を主導し、巨大な国家権力に立ち向かう。
★
権力者や役人が「利」を独占し、人々が困窮に苦しむのは昔も今も変わらない。
そういう身勝手な支配者をバッタバッタと切り棄てるところに、「勧善懲悪」活劇のおもしろさがある。
こういう痛快時代劇を見ていると、世には「私利私欲」を顧みず、庶民の味方になってくれる人たちが存在する、と信じてみたくなる。