一週間ほど前(10月末)、早朝の上野歓楽街を歩いた。
自分で歩く時は、たいてい本郷からでたらめに路地をぬけて、湯島天神へ寄り、石の段々を下り、不忍池に沿って、アメ横から上野駅に出る。30分ほどのコースだ。
この日は同行しているIさんの要望で違うコースをたどった。
本郷から神田明神と湯島聖堂のあいだの広い道を通り、秋葉原の路地をぬけ(朝の10時を回ると、この路地はパソコン・オタクで賑わうが、まだ静かだ)、この日上野の不忍池は通らず、そばの歓楽街を抜けてみた。
★案内板に、「江戸時代のこの町は、花柳界としても有名で、柳橋・新橋と並び称されるほどであった」とある
夜は足を踏み入れるのも怖いような歓楽街も、朝は静かだった。迷路のような狭い路地をわざとジグザグに歩いてみる。
その日は、上野から電車に乗って、Iさんと赤羽の「いこい」へ行った。