かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

下赤塚の東京大仏(11月13日)


よく晴れたいい天気だった。


11時に極貧荘を出る。電車で下赤塚駅へ。下赤塚駅は、極貧荘のある東武練馬駅から、川越よりに1つ先だ。


下赤塚駅から、「赤塚中央通り」を、15分ほど歩いて北上する。


ここに、松月院、赤塚植物園、乗蓮寺東京大仏)、不動の滝、板橋区立資料館、赤塚城跡、赤塚溜池公園などが、5分から10分ほどの距離に、隣接している。ここで、3時間ほど、のんびり過ごした。



松月院の門





★赤塚植物園





乗蓮寺(じょうれんじ)門前の閻魔大王





乗蓮寺「がまんの鬼」





★陽気な神々!(乗蓮寺七福神



乗蓮寺東京大仏


帰りは、「松月院通り」を20分ほど川越街道まで歩いて、スーパー銭湯「おふろの王様」へ寄る。


人工温泉とサウナで汗を流す。さっぱりしてから、なかの食堂で、ビールとサワーを飲みながら、結城昌治の『志ん生一代』下巻を読む。


飲む・打つ・買うで、家にはいってくる乏しいお金は、みんな志ん生が使ってしまう。家賃は払えず、夜逃げもした。家計はいつも火の車。妻のりんさんが、内職で食いつなぐ。


古今亭志ん生の人生は、落語の人生そのままだ。しかし、このひとから落語をとったら、こんな無責任なやつもいないだろう。


「おふろの王様」を出たのは、20時を過ぎていた。