かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ジョージ・ハリスンの1曲

Dark Horse

Dark Horse




1974年、ジョージのアルバムのなかではあまり人気のない『ダーク・ホース』に収録されている。


この『ダーク・ホース』から、次の『ジョージ・ハリスン帝国』と、、、この時代のジョージの作品は暗いものがおおい。


『オール・シングス・マスト・パス』や『バングラデッシュのコンサート』で、颯爽とソロ・デビューしたわりには、この数年、作品の出来がもたついているようにかんじられるのだ。


音楽ビジネスとの軋轢、パティ・ハリスンとの別れなど、、、私的なトラブルが作品に反映されているのかもしれない。


この曲も、そんな時代を象徴するような作品だけど、ジョージ・ハリスンの世界に耽溺していくと、こういう悲しみの曲が妙に心に響いてくる。