かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

阪本順治監督『団地』を見る(6月4日)


10時に池袋で妻と待ち合わせ、浦和の「ユナイテッド・シネマ浦和」へ阪本順治監督、藤山直美岸部一徳主演の『団地』を見にいく。藤山直美岸部一徳の主演ならおもしろいだろう、とおもって見にいったがおもしろかった。


きょうは、上映している東京の映画館2館のうち、新宿は初日の舞台挨拶で混雑していそうだし、有楽町スバル座はインターネット予約ができないし、なので、すこし場所を変えて、浦和の映画館へ足をのばしてみた。




関西の団地が舞台。いまどきあるのかどうかわからないけど、主婦たちの井戸端会議は、隣近所の噂でやかましい。噂が次第に広まると、きっとそれは殺人があったのだ、と話がエスカレートしていく。


中心人物の4人を演じる藤山直美岸部一徳石橋蓮司大楠道代は、安定した演技をみせてくれるので、自然に笑える。小さな笑いが積み重なっていくのは見ていてたのしい。ただ、この映画、日常から「超自然」へ話が拡大していく。そのあたりを、それぞれの観客はどう受けとめるのだろう? 個人的には、すこしの違和感を感じてしまった。


「団地」予告篇↓
https://www.youtube.com/watch?v=RUJYoFPILKA



帰り、浦和駅前の「魚屋一丁」という居酒屋がランチをやっていたので、ランチを食べながらホッピーで喉を潤す。