かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

山崎貴監督『DESTINEY 鎌倉ものがたり』を見る(12月15日)。


12月15日、金曜日。9時10分から、「イオン板橋」へ、山崎貴監督の『DESTINEY 鎌倉ものがたり』を見にいく。

幽霊や魔物、妖怪といった「人ならざるもの」が日常的に姿を現す古都・鎌倉。この地に居を構えるミステリー作家・一色正和のもとに嫁いできた亜紀子は、妖怪や幽霊が人と仲良く暮らす鎌倉の街に最初は驚くが、次第に溶け込んでいく。


正和は本業の執筆に加え、魔物や幽霊が関わる難事件の捜査で警察に協力することもあり、日々はにぎやかに過ぎていった。


しかし、そんなある日、亜紀子が不測の事態に巻き込まれ、黄泉の国へと旅立ってしまう。正和は亜紀子を取り戻すため、黄泉の国へ行くことを決意するが……。


(「映画.com」から)
http://eiga.com/movie/86436/


出演は、堺雅人高畑充希堤真一安藤サクラ田中泯など。夫の堺雅人は、江ノ電にのって、黄泉の国へ、妻・高畑充希を探しにいく。その黄泉の国の景色が映像で視覚化されているのが、みどころ。この世とあの世をつなぐ乗り物が江ノ電というのも、たのしい。


現実の鎌倉の風景は、前半に出てくるけれど、後半はあまり出てこない、もう少し現実の鎌倉と幻影の鎌倉が交錯する映像が見たかった。



年の差を超えて、仲のよい堺雅人高畑充希の夫婦。


この世とあの世を行き来し、死者を黄泉の国へ導く死神の役に、安藤サクラ



死神の安藤サクラが、可愛らしい。


みんなに嫌われる貧乏神は、高畑充希の妻に優しくされて、心を癒す。最後は黄泉の国で、堺雅人高畑充希夫妻を救う大切な役割を担う。貧乏神を演じるのは、山田洋次監督『たそがれ清兵衛』(2002年)で、一刀流の使い手・余吾善右衛門を演じた、田中泯



堺雅人と貧乏神を演じる田中泯。後方は、お手伝いさんの中村珠緒。


主演の堺雅人の活躍はもちろん、こんな贅沢な脇役をたのしめる幻想的なコメディ。


『DESTINY 鎌倉ものがたり』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=rHyt3ut6Vf8



帰り、ジムでお風呂へはいって、アパートへ帰る。