かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

タナダユキ監督『浜の朝日の嘘つきども』を見る(9月15日)。

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『浜の朝日の嘘つきども』。




9月15日(水)、晴れ。




新宿武蔵野館」へ、タナダユキ脚本・監督、高畑充希主演の『浜の朝日の嘘つきども』を見にいく。








100年近くの間、地元住民の思い出を数多く育んできた福島県の映画館・朝日座。しかし、シネコン全盛の時代の流れには逆らえず、支配人の森田保造はついに閉館の決意を固める。




(「映画.com」から)
https://eiga.com/movie/94064/


www.youtube.com




閉館を決意した支配人・森田保造(柳家喬太郎の前に現れたのは茂木莉子(高畑充希と名乗る若い女性。


莉子は、「朝日座を立て直そう」と森田にいう。森田が「もう閉館は決めたことだから」といっても、なっとくしない。なんとか手立てを考えてやってみようと、森田を説得する。


閉館間近な町の古い映画館をめぐる物語。といえば、よくあるようなストーリー。予定調和のラストが見る前からわかってしまうような気がした。


で、実際そうなのだが、、、

かわいいが口のあらっぽい莉子(高畑充希

莉子が好きな型破りの教師・茉莉子(大久保佳代子

経営難の映画館を支えてきた支配人・森田(柳家喬太郎


この3人のキャラクターが、おもしろくできていた。



「いまさら感」の予測を越えて、脚本がいいのか、役者がいいのか(きっとどちらもいいんだろうな)、たのしく見ることができた。



帰り、新宿駅東口地下街にある「みんなで声をあげよう」のお店「Berg」へ寄り、カレーライスとテイクアウトのビールを注文する。