かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

続いて『MEG ザ・モンスター』を見る。

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9月15日、土曜日。この日は東京の街をぶらぶら歩いて、夕方からひとと会う予定でいたけれど、朝起きたら雨が降っていたので、予定変更。結局映画館へ逃げ込んでしまう。


吉田恵輔監督『愛しのアイリーン』を見た、15分後、こんどは大きいサメがでてくる映画を見た。




映画『MEG ザ・モンスター』本予告【HD】2018年9月7日(金)公開

未知の深海で生き延びていた太古の巨大ザメ「メガロドン」に襲われる人々のサバイバルを描いた海洋パニックアクション。


(「映画.com」より)
https://eiga.com/movie/86214/


サメの映画といえば、古くはスピルバーグ監督の『ジョーズ』(1975年)。カメラを海面すれすれに撮っていて、サメが接近してくるときに流れる音楽が怖かった。ヒレで海のなかのサメの位置がわかる・・・ああいう見せ方も、その後のサメ映画の定番になったような気がする。



ジョーズ - 予告編



その後、ほかの監督のジョーズ・シリーズを何本か見たけれど、とくにサメが襲う映画が好きというわけではない。


そういえば、最近見たサメが出てくる映画では、巨大サメではないけれど、サーフィンしていた美女がちいさな岩場のようなところに取り残され、その周囲をサメがうようよ泳いでいて、いったいこの女性がどうなるのか? 岩場から逃げられるのか?・・・というような『ロスト・バケーション』(2016年)がおもしろかった。


場所がちいさな岩場に限定された閉塞的なパニック映画で、女性が衰弱していくなか、100分で潮が満ちて女性のいる岩場が波にのまれてしまう、その刻々と迫ってくる時間との闘いを描いていて、大仕掛けのサメ映画より緊迫感があった。



映画 『ロスト・バケーション』予告 ”本格的サメ映画、遂に誕生篇”



でも、こういうパニック映画は一定のおもしろさがある。見ているあいだはどうなるのだろう、とけっこうたのしんで見てしまう。それと、アメリカのパニック映画は、いくつかのおきまりの様式があって、この映画も、サメと闘う勇敢な男と女がいて、最初はお互いに冷淡な態度をとっているけれど、だんだん危険を共有しているうちに恋愛感情を抱いていく、というよくあるパターンを踏襲している。


ヒロインが、リー・ビンビンという中国人の女優でとてもきれいだった。サメよりも、この女優に目がいってしまう(笑)。


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映画がおわっていったんアパート「第二極貧荘」へもどってシャワーを浴び、新宿駅西口へ向かう。待ち合わせの午後5時まで時間があったので、近くの公園で浅田次郎『天切り松 闇がたり』4巻を電子書籍で読んでいたら小雨が降ってきた。雨宿りして、5時を待つ。


少し遅れてYさん、それからM女がやってきた。古くからの知り合いで(ふたりとも、わたしよりひと回り以上若い)、3時間ほど呑気な話をして解散する。