かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

『MEG ザ・モンスターズ2』を見る(8月28日)。




8月28日㈪。炎暑。
朝9時川越を出る。クルマで妻に駅へおろしてもらう。


アパートへいったん寄って、かさばる荷物(パソコンなど)を置いてから、映画『MEG ザ・モンスターズ2』を見にいく(「イオンシネマ板橋」)。


むかし、この映画の『1』(2018年)を見ている。細かな内容は忘れているけれど、巨大ザメが人間に襲いかかるパニック映画でおもしろかった(どのサメ映画も、そりゃそうだけど)。要は、ストーリーは類似していても、その見せ方が勝負なのかな?


アパートから歩いていける映画館でやっていたので、『2』も見る気になった。予告編を見たら、恐竜も出るようだし(笑)。




潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーは、海洋調査チームとともに地球でもっとも深いとされるマリアナ海溝へと潜り、人類未踏の約10キロの深海へと向かう。そこで彼らは謎の生命反応を探知し、触れてはならない恐怖を目覚めさせてしまう。




(「映画.com」より)


www.youtube.com



サメ映画の元祖は、やっぱりスピルバーグの『ジョーズ』(1975年)だとおもう。


ジョーズ』はリアルで怖かった。海で泳ぐひとの低い視点から、近づいてくるサメのヒレだけを映す。


まるで自分がサメに襲われるような恐怖だった。


次々つくられる巨大ザメの映画は、そういうリアルさは少しずつなくなって、かわりに、だんだんサメがモンスター化してきた。


今回の映画も、恐竜時代に絶滅したはずの「MEG(巨大ザメ)」が海底に生き残り、深海調査団や海水浴客に襲いかかるという既視感あり、のストーリー。


でも、おもしろかった。モンスター映画の見せどころを、アメリカ映画は洗練させている。払った料金の分は、楽しませてくれる(笑)。


登場人物の関係・配置は、アメリカ映画の何種類化の方程式にそって、パターン化している。


他の人に薦める気はないし、自分でも、どうしても見たい映画ではないけれど、時々こういう映画を、大きなスクリーンで見たくなる。