上尾、丸山公園。
大晦日からお正月は、飲んで寝て、飲んで寝て、飲んで飲んで、、、の繰り返し。
元旦から二日酔いで苦しみ、やっと苦しみを脱して、また飲んで苦しみ、ソルマックを2本飲みして回復。1月2日は、大勢の来客相手に昼から飲みだして、またもや二日酔い予備軍。
1月3日、妻は来客の対応に疲れ、わたしはお酒飲みの連続にくたびれ、はじめていっしょに外出した。
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上尾の日帰り温泉「利久」でゆっくり温泉に浸かり、湯を出ていつもならお酒を飲むのに、飲まず、電子書籍で山本周五郎の『人情長屋』を静かに読む。
窮屈な武家社会を嫌い、長屋のひとたちとのんびり暮らすお酒好きの浪人侍が、お酒を断ち、置き去りにされた赤児を、懸命に育てる話など読む。
この浪人侍は、お金が必要になると道場で試合を申し込み、その腕前にひるんだ道場の主人から、「謝礼」をもらって暮らしをつなぐ。
そのお金で近くの居酒屋へ行き、長屋のひとたちにお酒をふるまう。剣豪の腕前がうらやましいというか、おおらかな人柄に惹かれるというか、とにかく何にも制限されない自由な暮らしがうらやましい。
「利久」の休憩所で昼寝してから、少し運動をするため、クルマで上尾の「丸山公園」へ向かう。
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丸山公園で、30分ほど散歩。ここは広い川が流れている。
晴れて気持ちのいい日だったが、風が冷たいので、長くはいられなかった。それでも、ここの子どもたちは公園の遊具で遊び、広場では凧揚げをしていた。
わたしの子どものころは、長い二本足をつけた奴凧(やっこだこ)が中心だったが、広場であがっている凧には長い足はなく、形は三角で、なかには「どらえもん」の顔があった。
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夜は二日酔いが回復したので、鍋の残りを肴にホッピーを飲む。