10月3日(日)。
「ウニクス南古谷」へ、瀬々敬久監督の『護られなかった者たちへ』を見にいく。9時30分からの上映。
東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生した。被害者はいずれも善人、人格者と言われていた男たちだった。宮城県警捜査一課の笘篠誠一郎は、2つの事件からある共通項を見つけ出す。そんな中、利根泰久が容疑者として捜査線上に浮かび上がる。利根は知人を助けるために放火、傷害事件を起こしたて服役し、刑期を終えて出所したばかりの元模範囚だった。犯人としての決定的な確証がつかめない中、第3の事件が起こってしまう。
(「映画.com」より)
https://eiga.com/movie/92887/
東日本大震災で肉親も財産も失ったひとたちの物語。阿部寛、佐藤健が主演。阿部寛は、重厚な演技でよかった。
ヒロインは、清原果耶。朝ドラの可憐なイメージではなくて、影のある女性を演じていた。
映画の展開は、おもしろかったが、この作品は、ミステリー。わたしはミステリーで、最後ムリにでも「意外な結末」をもってこようとするのでがっかりすることが多い。この映画もそう。
これから見るひとがいるかもしれないので結末はいわないけれど、不自然だった。
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映画のあと、大宮の「花の丘農林公苑」へいってみる。苑内を20分くらい散歩。日向(ひなた)はまだ暑いので、できるだけ日陰をさがしながら歩く。
赤いサルビアの花とコスモスが咲いていた。
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帰り道、蕎麦屋があったので寄る。ビールを2杯飲む。