かぶとむし日記

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「比例はれいわ」の応援を知人たちに頼む〜吉田恵輔監督『ヒメアノ〜ル』〜R.ストーンズ、ファンの作家・山川健一氏「れいわ新選組」に応援メッセージ

10月24日(日)。


午後、携帯に登録してある知人たちにメールで「比例はれいわ」のお願いを出す。ずっと前に年賀状をやめたので、突然の連絡に「なんだろう?」といぶかしくおもったひともいるかもしれない。


たいていは「了解しました」「承知しました」といううれしい返信。


電話がかかってきて、懐かしく話したひともいる。そのひとの奥さんも「れいわを応援しているよ」といったので、若き日の面影しかないそのひとの奥さんの顔を思い出そうとしたが、もうぼうようとしてはっきりしない。


うれしいので「○○ちゃん(奥さんの名前)によろしく! 一緒に応援しようって、言って」と伝言を伝えた。


あとは「支持政党が決まっているのでごめん」というひとや「友達が立候補しているのでごめんさない」というのもあった。ひとり「明日大きな手術なので選挙にいけない」という返信もあった。かなりたいへんな手術らしい。



夕方、郵送のレンタルDVDで、吉田恵輔監督ヒメアノ〜ル(2016年公開)を見る。


たまたま会った同級生が、ストーカーから殺人鬼になっていく、という話で、最初はおっとりして吉田恵輔監督らしくていいな、って見ていたが、途中から残虐な殺戮シーンが多くなっていやになった。途中でやめるのもやめられず、気持ちがのれないまま最後まで見たが、見ないほうがよかった。結末もよくない。


吉田恵輔監督は好きな監督のひとりだったが、この映画で自分のなかではその候補からはずれた。残虐シーンだけでなく、殺人鬼の動機を、よくありそうな適当なところで折り合いをつける筋書きもよくない(脚本も吉田恵輔)。



YouTubeを見ていたら、作家の山川健一氏が、「れいわ新選組」に応援メッセージを出していたので、「おおー」とおもった。


山川健一は、ローリング・ストーンズの大ファン。自分でもバンドをやり、ロックを題材にした小説を書いている。彼は、自分の生き方をストーンズやロックに捧げているようなひと。


わたしが印象に残っているのは、ローリング・ストーンズのキースとミックの仲がおもわしくなかったころ(1985年ころ)、山川健一氏は、キース・リチャーズにインタビューをした。


内容全体も濃い内容だったが、山川氏は、会って口頭一番「お元気ですか」といい、「これは今日一番重要な質問です」といった。


キースにはドラッグに深入りしたり不健康な1970年代があり、次に逝ってしまうのはキースかクラプトンか、といわれていた時期があった。


ブルース・スプリングスティーンイーストリートバンドのギタリスト、ニルス・ロフグレン「キース・ドント・ゴー」というシングルを出している。キース死なないで、というニルスの思いを歌にしている。


だから、山川健一氏の「お元気ですか」には深い意味がこもっていた。それはキースにきちんと届いた。キースは、ジャックダニエルを飲みながら、初めて会う日本人に「おまえはいいやつだな」と笑った。


そんな懐かしい山川健一氏(最近読んでなかったな)が「れいわ新選組」に映像のラブレターを送っているので、お酒がうまくなった(笑)



www.youtube.com
山川健一氏の「れいわ」応援メッセージ。ストーンズの名曲「ストリート・ファイティング・マン」を太郎さんに捧げるあたり、さすが!