かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

積み残し映画『リバー、流れないでよ』(8月2日)。


8月2日㈬。炎暑。
「TOHOシネマズ日比谷」へ、上田誠原案・脚本、山口淳太監督『リバー、流れないでよ』を見にいく。はじめて行く映画館で、場所探しに、暑い中をムダに歩いてしまった。

上田誠率いる人気劇団「ヨーロッパ企画」が手がけたオリジナル長編映画第2作。国内外で高評価を得た長編映画第1作「ドロステのはてで僕ら」に続いて上田が原案・脚本、同劇団の映像ディレクター・山口淳太が監督を務め、冬の京都・貴船を舞台に繰り返す2分間のタイムループから抜け出せなくなった人々の混乱を描いた群像コメディ。




(「映画.com」より)



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京都の老舗旅館の周辺が、2分間でタイムループしてしまう、というお話。


またタイムループ映画か、とおもったのは、2022年公開の竹林亮監督『MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』を見た記憶が残っていたから。で、それがすごくおもしろかったかというと、そうでもなかった。


ではなぜ『リバー、流されないでよ』を見にいったかというと、タイムループという素材より、群像演劇のアングラ的おもしろさを期待してだった。


しかし、タイムループによる繰り返される画面を見ているうちに、だんだん睡魔が押し寄せてきた…。


最後まで見ないうちに寝てしまったので、タイムループの結末がどうなったのかわからないまま中途半端な気分で映画館を出る。


この手の映画では、タイムループではないけれど、むかし見た中村義洋監督、多部未華子主演の『ルート225』(2006年)を思い出す。少しちがう同じ町へ迷い込んだ姉弟の困惑を描いた作品。日常をていねいに描いていて、おもしろかった。中学生女子を演じた多部未華子が可愛い。この作品で、彼女のファンになってしまった。


こういう新鮮な映画と出会いたい。






映画『ルート225』ダイジェスト版(4分49秒)。
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