「ウエスタ川越」の「ひみつのおしゃべり会」(3月21日)。
3月21日㈪、春分の日。
朝、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の「日本対メキシコ」の準決勝を見る。劣勢を引っくり返して「サヨナラ勝ち」という劇的な展開に興奮した。
終わってからYouTubeをつけてみたら、れいわ新選組の山本太郎代表が川越駅東口で街宣をやっている。
駅を通るひとたち向けの街宣で、予告なし。いまから駆けつけても、もう終わってしまう。
ただ、野外街宣したときは、そのあと近くで屋内の「おしゃべり会」をやることが多い。
そのままYouTubeを最後まで見ていたら、やっぱりこのあと「ウエスタ川越」で、16時30分から「ひみつのおしゃべり会」をやります、という告知があった。
WBCを見ながら、朝酒を飲んでいたので、酔を醒ますため、少し昼寝した。
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午後4時に、妻の運転で「ウエスタ川越」へいく。
事前に告知があった「おしゃべり会」は大きなホールでやるけれども、「ひみつのおしゃべり会」だったので、教室のようなこじんまりとしたスペースだった。わたしと妻は一番前の席をとった。
川越から「れいわ新選組」の公認で立候補する「小林とおる」氏の挨拶があったあと、集まったひとたちと山本太郎代表の質疑がはじまる。
2時間15分ほど、参加者からの質問と山本代表の説明が続いた。
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少し時間を戻します。
軍事費は増えても、国民の暮らしを底上げする予算はむしろ削減されている。介護、医療、保育、教育、農業、中小零細企業などへの支援が全然足りない。
しかし、政府の「売国棄民政策」(山本太郎代表)の来年度予算案が、あっさりと衆議院を通過した。
れいわ新選組の大石あきこ共同代表とくしぶち万理共同代表は、牛歩して、「予算案反対」の意思表示をした。
「事前の相談なかったですよ」。直前に「わたしたちこれから牛歩しますから」という連絡をもらった、と山本太郎代表は話している。代表への事前相談なしです(笑)。
くしぶち万理共同代表は、「日本を守る、とはあなたを守ることから始まる。こんな予算でひとびとを守れるか?」と壇上で叫んだ。
大石あきこ共同代表は「この愚か者めが!」と、以前丸川珠代自民党議員が、野党に向けて放った言葉を、ヒステリック(そしてユーモラス)にお返しした。
しかし、与党はともかく、野党までが、このふたりの牛歩を批判して、大石議員とくしぶち議員は、厳重注意を受けた。
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いま、おとなしい野党と、声をあげない国民がいる。
1987年、野党が結集して牛歩し、「売上税」を廃案に追い込んだことがある。
「いまの野党はおとなしすぎませんか?」
NHKの「日曜討論」で、れいわ新選組の長谷川ういこ参議院政策委員は、野党の出演者たちに向けて、いった。
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時間を「ウエスタ川越」の3月21日㈫に戻します。
この日、野党共闘をどう思いますか?という質問が出た。
「たかおさん」がYouTubeに切抜き動画をアップしてくださったので、映像で紹介させていただきます。7分40秒。
www.youtube.com
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3月22日の「WBC決勝戦」ーー「アメリカ対日本」の試合も息詰まる熱戦だった。どちらが勝ってもおかしくない。しかし、日本が勝った。ふだん野球を見ないわたしでもテレビに釘付けになった。
しかし、喜びに水をさすようだけどーーこれでいいのかな?、とおもってしまう。
試合後、応援していたひとたちに、テレビのマイクが向けられる。
「勇気をもらいました」「励まされました」などの高揚した声がマイクから通ってくる。
意地悪なわたしは、その「勇気」や「励まし」を、
「あなたは何に向けて、どう発揮するの?」ーーそういいたくなってしまう。