「THE BEST OF THE BEATLES BOOK」

ringoさんが、すでにこちらで紹介されていますが、ぼくはやっと読み終わりました。ringoさんも、書かれていますように写真だけ見ていても楽しいですね。大きな本だけに、写真も大きくて、鮮明ですし、なによりも、ビートルズの公式ファン・クラブの本だけに、写真もあまり出回っていないのものが収録されています。

先日とりあげた「ビートルズ1964-1965　マジカル・ヒストリー・ツアー」でもそうでしたが、こちらでも、筆者がすべてビートルズの至近距離にいたひとたちです。相当なビートルズ・ファンで、「ビートルズのことなら全部知っているよ」という、マニアックなファンでも、はじめて知るエピソードが、いくつかは発見できるのではないか、とおもいます。

全体には、時間系列に構成されていますので、ビートルズの伝記としても読むことができますが、複数の筆者が、実際に見た人たち、ビートルズと話した人たち、その現場にいあわせた人たち……がレポートしていますので、これまでビートルズの伝記をたくさん見てきたファンでも、きっと楽しめますよ。

最後には、亡くなってしまったジョン・レノン、リンダ・マッカートニー、ジョージ・ハリスンへの追悼ページがあります。3人のファンが、それぞれメッセージを寄せています。ファンの熱いメッセージは、マスコミの文章にはない、感動をさそう追悼文になっています。立ち読みするときは、まずここから読んでみても……（笑）。