Jun Lemonさんから「ビートルズ資料館」の仮オープンのご招待をいただき、10月30日(日曜日)、船橋へいく。
川越を午前8時過ぎに出たら、電車の乗り継ぎがよくて、10時ころに船橋駅へ着いた。
10時45分、集合。「ビートルズ探険隊」からは、ringoさん、ビーテツさんがいっしょに参加。
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マンションの一室を利用して、各国のLP盤、CD、ビートルズ関連の書籍・雑誌、本物のサイン入り写真などが、びっしり部屋を占拠していた。部屋を一度出て、二階にあがると、視聴覚室になっている。
ビートルズ・ファンは、この部屋でビートルズの昔懐かしい雑誌を見、あらゆる国で発売されたレコードを聴き比べていたら、1日閉じこもっていても、時間が足りない。
この膨大なコレクションを、Jun Lemonさんはひとりで蒐集したのだ。いったい、どれだけの時間と手間と経費をかけたのだろう・・・。
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今後すべてのものをデータベース化して、ネットなどで公開、ビートルズ・ファンや研究者の要望があれば、資料として提供する計画だ、という。
資料館まで足を運べば、すべて実物を手にとって、自分で調べものやレコードの聴き比べなどができるのだから、こんなうれしいことはない。船橋に、ビートルズ研究者には、垂涎の資料館が誕生することになる。
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この日予期しなかったプレゼントは、11月19日に公開されるマーティン・スコセッシ監督の映画『ジョージ・ハリスン:リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』の輸入版DVD(ブルーレイ、ボーナスCDもはいったデラックス版)がすでに入荷されていて、字幕なしであったが、その一部を見れたことだ。
時間がないので、早送りして、1974年の全米ツアーのシーンをいちはやく見せていただいた。
ジョージは、「ホワット・イズ・ライフ」と「ダーク・ホース」を、あの時期のしわがれた声で歌っている。全編を見る日まで、もう少しの辛抱だ。
濃密なビートルズ・タイムを過ごしていると、あっというまに時間が過ぎてしまう。
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たのしかった1日のお礼をいってJun Lemonさんとお別れし、ringoさん、ビーテツさんと駅まで小雨のなかを歩いた。
船橋からは3人がそれぞれ別の路線に乗るので、船橋駅前の「北の家族」へ寄って、乾杯。
Jun Lemonさんや出席されたみなさんとの熱いビートルズ談義を、居酒屋に移して、もうひとときたのしんだ。