先日書店にはいったら、「大人のロック!」という雑誌で、エリック・クラプトン、ビートルズ、ザ・フーの特集があったので、購入しました。
個人的には、待ちに待ったザ・フーのニュー・アルバムが出るということがわかり、さらには日本を含むツアーのことも記事にあったので「やったぞ!」という感じです。
【注】:右の写真はニュー・アルバムのジャケットではありません。
2004年の横浜で見て以来、もう一度ザ・フーを見たい、今度は単独で見たい、とおもっていましたから、やっと望みがかないそうです。といっても、正式にツアー予定が発表になるまでは、来日するかどうかわかりませんが、とりあえず実現の希望が出てまいりました。ニュー・アルバムと単独来日、同時に実現することを願っています。
エリック・クラプトンも新作と来日が重なりそうですが、ツアーと新作が同時では、新作がライヴ演奏されるかどうか微妙ですね。まだ曲がなじまないうちに演奏されてもピンとこないこともありますが……。できれば、アルバムが先に出て、予習してから新曲をライヴで体験できればベストです。
しかし、記事を読む限り、ツアーの名目は、前作の『バック・ホーム』のツアーのようです。クラプトンはライヴではあまりアルバムにこだわらず、ライヴはライヴという仕立てなので、あまり新作にこだわらなくていいのかもしれません。実際どのアルバムにも収録されていない古いブルースが飛び出してきたり、そのへんは最近のライヴでは特に自由です。
【注1】:右の写真は『ライヴ・アット・モントルー 1997』のDVDジャケット
【注2】:最初「レプタイル・ツアー」と書きましたが、勘違いです。クラプトンの現時点の最新アルバムは『バック・ホーム』ですから、その名を冠したツアーになるとおもいます。ぼくが間違えたのは、『バック・ホーム』をあまり聴きこんでいないからですね。
それから、楽しみなのは今度はバック・メンバーがキーボードのクリス・ステイトンをのぞくと、一新されていることです。しかも、クラプトン以外に二人ギタリストが参加されているので、これがどういう変化をステージに与えてくれるか、楽しみ。
というのは、クラプトンのステージはややマンネリ化していて、ぼくは近年ライヴを見ていても、新鮮な感動のようなものがなくなっています。クラプトンのように、自身やりたいことをやり尽くしてしまった観のあるひとは、共演する相手によって自分の違う側面が引き出されることが重要なのだとおもいます。
新鮮なエリック・クラプトン(トリプル・ギターがどういう意味をもつか?)を期待したいですね。
- 現在のエリック・クラプトン・ツアー・バンド
- エリック・クラプトン(ギター、ヴォーカル)
- ドイル・ブラムホール2世(ギター、ヴォーカル)
- デレク・トラックス(ギター)
- クリス・ステイトン(キーボード)
- ティム・カーモン(キーボード、ヴォーカル)
- ウィリー・ウィークス(ベース)
- スティーヴ・ジョーダン(ドラムス)
- ミッシェル・ジョン(コーラス)
- シャロン・ホワイト(コーラス)