jinkan_mizuhoさんのブログ<こちら>を拝見したのが、見るキッカケになりました。
都会の人間関係に傷ついた少女が、沖縄の素朴なひとたちとの生活で心を癒され、再び都会へ帰っていく、という話。
山田洋次監督の『学校』第1作も、そんな話だったような気がします。ということで、ストーリーとしては、それほど新鮮さはありません。
いじめにあう中学生の少女を演じるのが多部未華子。多部未華子は、この作品でも、少女の孤独感や屈折する想いを、ほとんど表情を変えないままの<未華子流>で表現しています。素材がいいのかなあ。彼女が演じると、その人物に実在感が生まれます。
それから、母親役の風吹ジュンがいいですね。