フランク・キャプラ監督『素晴らしき哉、人生』（1946年）

わたしが生まれる3年前の映画なんだなあ、とおもう。もうそんなに古い映画なんだ・・・。

これまでにも少なくとも2回は見てるし、その時々はそれなりにおもしろく見ているのだろうけど、どうもあまりに調子のいい解決に、ぼくのなかでは一向に記憶に刻みこまれることのない作品になってしまった。

美しいヒロインをどこかで見たことがある、とおもったら、彼女はドナ・リード・・・アメリカの優しくて美しいママに、日本の子どもたちを憧れさせた、あのテレビドラマ「うちのママは世界一」の、あのママさんなんですね。それも、前見たときにわかっていたのに、見るたびに忘れてしまうのは、こっちの頭のせいかもしれない（笑）。