ずっと気になっているマーティン・スコセッシ監督が撮っているジョージの伝記映画の新しい情報が、ビートルズ・クラブの会報誌『The Beatles』7月号に載っていた。
このジョージのドキュメンタリー映画『LIVING IN THE MATERIAL WORLD』は、現時点(5月)で完成間近であり、スコセッシ監督はオリビアとともに5月12日から23日までフランスで開催されるカンヌ国際映画祭で買い手を募ることを明かした。
どうやら、いよいよ完成のようですね。あまりに情報が少ないので、本当に進んでいるのか不安になったこともあるのですが、取り越し苦労でありました。
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マーティン・スコセッシ監督の弁。
わたしは長年、ジョージの音楽を尊敬してきているので、彼がアーティストとして歩んだ道に興味がありました。この映画は人生の探求そのものであり、愛の産物なのです。
オリビア・ハリスン夫人は・・・
わたしはジョージが亡くなった瞬間から、ジョージのドキュメンタリーを作りたいという数多くの人、会社からアプローチを受け続けていました。初めは断っていましたが、今回この作品が実現したことは、とても自然な流れだったと思います。タイミング、友人たちのおかげで実現しました。
(略)
この映画は、ひとりの人間がどう人生に対処し、何に直面したかという映画です。彼があらゆることをくぐり抜けることを可能にしたもの、そして彼の人生を織り成す糸について描かれています。
映画は、2011年公開を目標にしている、という。これから1年・・・待ち遠しい日々が続きそうだ。