かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

追悼〜エイミー・ワインハウス「リハブ」(2007年)

バック・トゥ・ブラック
この曲は、飲酒・薬物のリハビリ施設に入所した経験を歌ったといわれるが、結局のこと、彼女は逝ってしまった。


アルバムを聴いて、危険な香りを放つエイミー・ワインハウスの魅力に惹かれたが、彼女自身は、歌うことで、自身を客観化する(治療する)ことはできなかったのだろうか。


ロックは危険であるほど濃厚な魅力を発散する。それは過去の犠牲の例をあげるまでもなく、明らかだ。


けれど、エリック・クラプトンキース・リチャーズブライアン・ウィルソンのように、崖っぷちをのぞきながら、危険な時代を乗り越え、年齢相応に、すばらしい成果をあげているミュージシャンもいるじゃないか。