またもや、といっていいのかどうか、「ビートルズ」がやってくる・・・
レイン - ビートルズに捧ぐ(RAIN ? A Tribute to The Beatles)はビートルズのトリビュートショーであり、ブロードウェイのミュージカル『ビートルマニア』から派生した作品である。2010年10月から2011年7月までニューヨークのブルックス・アトキンソン劇場で300公演(他にプレビュー公演8公演)行われた。また近年では全国ツアーでも成功している。
(「ウィキペディア」より)
1979年に、品川プリンスホテルで、プロードウェイ・ミュージカル『ビートルマニア』を見ている。エド・サリバン・ショーでのアメリカ・デビューから、バンドの解散までを、60年代に起こった出来事と重ねながら、スクリーンと実演で追っていくショーだった。
ビートルズ・ファンにとっては、噂はありながら、なかなか実現しないビートルズの再結成を、夢のなかで見るような感動があった。
まだビートルズの4人は若く健在であり、再結成も、不可能ではなかった。
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それが2012年に甦ってくる。ジョンもジョージもいない。もうビートルズの再結成はありえないのに・・・。
きっと観客の思いは、別のところにあるのだろう。
ブロードウェー・ショーの『エルビス』を見たことがある。エルビスのデビューから死までを、映像などに残る有名なシーンを舞台で再現していくが、最後に、亡くなったエルビスが白い上下で再度登場して、何曲か歌う。「キリストの復活」のようだったが、これも、悪くなかった。
今回「レイン〜ビートルズに捧ぐ」は、最後に「もしビートルズが再結成したら」という1章がプラスされる、という。