かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

祝来日!〜ポール・マッカートニー「恋することのもどかしさ」


とうとうポール・マッカートニーの11月来日が決定した。先行予約の連絡ハガキが、ビートルズクラブからきたので、2回分を予約した。これでよほどの間違いがないかぎり、またポール・マッカートニーを見ることができる。


最初に見たのは、1966年の日本武道館ビートルズとしての来日で、夢中だった4人のビートルを一同に目撃することができた。


ビートルズが解散してから、1975年のポール・マッカートニー&ウイングスとしての来日が決定したが、このときはチケット発売前に、薬物犯罪歴を理由に中止になっている。


1980年に、再度ウイングスとしての来日が決定した。


前回の反省があるから、今度は大丈夫だろうと、前売りチケットを買って待っていたら、税関で大麻を持っていたとして逮捕。公演も中止になってしまった。


このときは、公演が目前に迫っていただけに、ショックが大きかった。もうポール・マッカートニーを生涯見られないのではないか、と本気でおもった。


だから、1990年三度目の来日(今回はソロ)が決定したときは、すぐにはよろこべなかった。テレビで、ポールが税関を無事通過した、というニュースを見て、はじめて奇声をあげながら万歳!をした(笑)。


その後、1993年、2002年とポール・マッカートニーは来日し、衰えない気迫で、ビートルズやウイングスやソロのナンバーを歌い、演奏した。どれも、至福のときだったが、公演が終了してポール・マッカートニーが帰国してしまうと、「もうポール・マッカートニーを生で見ることはないかもしれない」とさびしい気持ちになった。


2002年から11年、長かったけれど、やっとポール・マッカートニーの来日が決まってホッとしている。あとは体調不良や不慮のアクシデントがないことを願うばかりだ。


ポールの近年の演奏は、70歳を超えたとはおもえないほど凄い! だから、11月の公演が待ち遠しい。しかし、その公演が終わってしまうさびしさを想像すると、11月がこのまま来ないでほしい、ともおもうし、なかなか<もどかしい>心境でもある。


しかし、とにかく、もう一度ポール・マッカートニーはやってくる!