かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ポール・マッカートニーは、快癒したのかな。


思いがけずの日本の全公演中止。前回のコンサートが、ものすごいライブだっただけに、もう一度あれを体験できるのだ、と盛り上がっていたので、がっかりした。しかし、いまはポールが元気になって、再び日本へやってくるのを期待しようという気持ちになってきた。大体のファンは、そういう心情ではないか、とおもうけど。


チケットを入手しながら、公演が中止になったということでは、1980年のウイングス来日公演をいやでも思い出さずにはいられない。


あのときの失望感は、いまの比ではなかった。


1980年の来日公演は、ビートルズの武道館公演以来のビートルズ・メンバーのコンサートであり、1975年の来日中止の無念さをこれでやっと晴らせる(大麻使用の前歴が理由)、と期待を膨らませていた、その矢先だった。


それに比べれば、あれから何度かソロでの来日公演を体験できたし、なにより昨年の11月に、あのものすごい2時間40分怒涛のコンサートを目の当たりにすることができたのだから。


ポールの全快と、もう一度元気な姿が日本のどこかの会場で見られるのを待とう、とおもう。


ただ個人的には、70歳を超えたポールに、休憩なしの2時間40分のコンサートは体力的に厳しいのでは、と思ってしまう。


もうムリをしないでほしい。2時間でも、1時間半でもいいし、なんならポールが、そこにいるのを30分ほど見るだけでもいい(笑)。