かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

バカバカしい暴走をとめなきゃ・・・


唐突に「衆議院解散」が宣告された。


いっしょに約束されたはずだった身を切る改革(国会議員の定数削減)の方は、どこかに忘れ去られ、消費税増税論議だけがひとり歩きする。


集団的自衛権の行使容認、特定秘密保護法の成立、原発再稼働は、国民の意思を無視し、有識者会議という名目の「お仲間」を集めて決めていくのに、今回の消費税の増税先送り(1年半の猶予)だけは、民主主義に則って「国民の信を問う」という。会見を聞いていて笑ってしまった。


本気でいってんの?


このひとは、自分の都合のいいときには、「国民」だとか「民主主義」を持ち出すけれど、自分にとって最重要課題と考えているものには、徹底的に国民の意思を黙殺する。


腹黒いのか幼稚なのか、微妙なひとだ。


一票の格差違憲問題も解決していない。それを承知でまた選挙が行われる。多額の税金が意味なく消費される。


違憲の選挙であっても、与党が過半数議席をとれば、<わたしたちは、国民の信任を得ました>と、暴君はまことしやかにいうだろう。憂鬱でしようがない。