かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

鬼怒川温泉の旅(11月24日)


朝の9時、シャワーを浴びて宿を出る。


時代劇の本を読んでいるので、「日光江戸村」へ行こうかとおもったけれど、結局近くを散歩することになる。


きのう温泉へいくとき通った「ふれあい橋」を渡って、「虹見の滝」などを見ながら歩く。


途中に軽食屋さんがあったので、コーヒーとカレーライスで朝飯。小さな軽食屋さんで、おじいさんとおばあちゃんの二人でやっている。きれいなお店で、他のお客はなく、静かに朝飯の時間を過す。


大滝公園から散策コースに下りる。


右側は鬼怒川が流れていて、左側は土手。小さな滝が流れている。歩いていると暑いくらいで、ジャンバーがお荷物になった。






散策コースの終点にオートキャンプ場があり、そこに掘っ立て小屋のような「上滝乃湯」という温泉があった。朝シャワーを浴びたのに、また温泉へはいる。体は洗ったばっかりなので、温泉に浸かるだけで出る。


温泉を管理しているひとに、近くに駅かバス停がないか聞いたら、ここからは東武線の「鬼怒川公園駅」が一番近いというので、そこまで15〜20分ほど歩く。「鬼怒川公園駅」から「鬼怒川温泉駅」までは、ひと駅。



鬼怒川温泉駅へ戻ったので、駅周辺のラーメン屋さんで瓶ビールとラーメンと餃子。店を出て、きのう乗ろうとおもったけれど、風で舟が出るかどうかわからない、といわれてやめたライン下りの場所までいってみる。きょうは予定通り舟が出ているようで、河原に人が集まって、舟の来るのを待っていた。


特急の発車時間まで、近くの図書館で時間を過ごす。鬼怒川温泉の、古い写真など見る。



特急列車で2時間弱。まだ明るいうちに北千住に到着。


西口をぶらぶら歩いていたら、小さな居酒屋があいていたので寄ってみる。カウンターだけの小さなお店で、60歳代(70歳代?)くらいの女性がひとりでやっていて、お客さんは、ひとり客が、二組いた。


とりあえず、生ビールとおでんを注文。それから焼酎のロック、お湯割りを追加。ひとりで飲むときは、雑誌か本を読みながらがほとんどなのに、小さな空間なので、ママさんとひとり客同士でぼそぼそした雑談になる。


のんびりした時間が快く、北千住まで戻ってきても、まだ旅先のような気分が続いている。