憲法学者たちの違憲の指摘も、SEALDsたち若者の熱い抗議も、ママの会の戦争や原発から子どもを守ろうというデモも、あざ笑うような大きな津波がやってきて、一気に押し流してしまった。
憲法を争点から隠したっていっても、いままでの安倍政権のやり方をみれば、簡単にわかること。いまさら騙されたなんていう理由は通じない。
日本人は、国民主権、戦争の放棄、基本的人権をうたった日本国憲法にメスをいれ、いよいよ原発の再稼働をすすめ、沖縄にアメリカの基地を押しつけて恥じない自民・公明の政策に、太鼓判を押してしまった。
安倍政権はこの選挙の結果でますます勢いを得、次の手を打ってくるだろう。