かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

フランソワ・トリュフォー監督『トリュフォーの思春期』を見る(10月1日)。



10月1日、日曜日。前日ネットで予約しておいて、「ウニクス南古谷』で、トリュフォー監督の『トリュフォーの思春期』を見にいく。


むかしの名画を上映する「午前十時の映画祭」のプログラム。


トリュフォーの思春期』は、1976年の公開。一度は名画座などで見たはずだけれど、細かな記憶が飛んでいるので、妻といっしょに見にいく。


全体を流れるストーリーらしいものはなく、フランスのある町の子供たちがスナップの連続で自然に撮られている。何人かメインになる子供たちが中心になるが、それぞれにとくべつな関連性はなく自由に動きまわっていて、どこまでが自然でどこからが演出なのか。





日本映画でいえば、清水宏監督『風の中の子供』や小津安二郎監督『大人の見る絵本 生まれてはみたけれど』に通じる子供描写のたのしさを味わう。



帰り、映画館と同じ敷地内で、焼肉屋のランチを食べて、川越の家へ帰る。