川越を出て、都内の<ひとりお花見>を谷中でスタート。ちょうど満開で、谷中霊園のなかは、平日でも、そこそこ人が出ていた。以前、ここで花見の宴会をやったことがあるが、いまは宴会禁止になっている。天王寺の大仏、徳川慶喜の墓を見て、花の下を歩く。
天王寺の大仏。
谷中霊園のメイン通り。
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谷中から京浜東北線にのって、上中里で下車。旧古河庭園へいってみる。ここは薔薇の季節は見応えがあるけれど、桜の木は何本もないことがわかった。
旧古河庭園は、この右手の桜くらいしか見あたらない。
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旧古河庭園から王子に向かって本郷通りを歩く。15分から20分ほど歩くと、飛鳥山公園が見えてくる。桜は満開で、ここではビニール・シートを敷いて、宴会をやっている。宴会の間を縫うようにして歩き、王子駅へ歩道橋を渡る。
飛鳥山公園は、ブルーシートの上で、宴会がはじまっている。
桜のなかをぬって、王子駅に向かう。
駅前のおでんの立飲み屋「平澤かまぼこ」へ寄る。ここへは、花見見物か紅葉見物のとき、数年ぶりに寄るくらいの割合だけれど、カウンターのなかに、闊達なおばあちゃんがいて、今日も呑み助相手にしゃべりながら、元気に働いていた。
ここで、おでんをつまみに、レモンサワーを3杯ほど飲む。店内狭いので、カウンターはぎゅうぎゅう、適当なところで引き上げる。
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そのまま山手線の線路沿いを赤羽方面10分ほど歩くと、ちょっとした隠れ里の雰囲気をもった「名主の滝公園」へ出る。
王子駅からちょっと歩いただけなのに、昼間から緑におおわれて薄暗く、なかに池があって、男滝、女滝などの滝が流れている。人も少なく、花見の喧騒からも離れて心地よい。
しばらくベンチで休みながら、次の目的地をどこにするか考える。