かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

桜見物で、谷中、王子を歩く(3月26日)。

川越を出て、都内の<ひとりお花見>を谷中でスタート。ちょうど満開で、谷中霊園のなかは、平日でも、そこそこ人が出ていた。以前、ここで花見の宴会をやったことがあるが、いまは宴会禁止になっている。天王寺の大仏、徳川慶喜の墓を見て、花の下を歩く。



天王寺の大仏。



谷中霊園のメイン通り。



満開の桜の下を歩く。



谷中から京浜東北線にのって、上中里で下車。旧古河庭園へいってみる。ここは薔薇の季節は見応えがあるけれど、桜の木は何本もないことがわかった。



旧古河庭園は、この右手の桜くらいしか見あたらない。



旧古河庭園から王子に向かって本郷通りを歩く。15分から20分ほど歩くと、飛鳥山公園が見えてくる。桜は満開で、ここではビニール・シートを敷いて、宴会をやっている。宴会の間を縫うようにして歩き、王子駅へ歩道橋を渡る。



飛鳥山公園は、ブルーシートの上で、宴会がはじまっている。



桜のなかをぬって、王子駅に向かう。


駅前のおでんの立飲み屋「平澤かまぼこ」へ寄る。ここへは、花見見物か紅葉見物のとき、数年ぶりに寄るくらいの割合だけれど、カウンターのなかに、闊達なおばあちゃんがいて、今日も呑み助相手にしゃべりながら、元気に働いていた。


ここで、おでんをつまみに、レモンサワーを3杯ほど飲む。店内狭いので、カウンターはぎゅうぎゅう、適当なところで引き上げる。



そのまま山手線の線路沿いを赤羽方面10分ほど歩くと、ちょっとした隠れ里の雰囲気をもった「名主の滝公園」へ出る。



名主の滝公園。



王子駅からちょっと歩いただけなのに、昼間から緑におおわれて薄暗く、なかに池があって、男滝、女滝などの滝が流れている。人も少なく、花見の喧騒からも離れて心地よい。



公園内は、木々が繁っていて、小さな散歩をたのしめる。



静かで隠れ里へきたような気分



これが男滝だか、女滝だか、忘れてしまった。


しばらくベンチで休みながら、次の目的地をどこにするか考える。