かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

広島へ1泊旅行する(12月15日)。

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個人的な旅行のメモ書きです。

[参加者]

  • 妻の姉マサエさん。
  • その息子・ケンちゃん(わたしの甥)。
  • 妻の幼稚園からの幼なじみ・ユミちゃん。
  • ユミちゃんの娘・ミヤちゃん。
  • それに、妻とわたしの全部で6人。



12月15日、東京駅午前7時10分の新幹線へ乗るため、前日、妻は姉の家へ、わたしはアパートへ泊まる。


当日の朝は、ユミちゃんの夫に、クルマで東京駅へ送ってもらう。


東京駅から広島まで新幹線で約4時間。本を読んだり、昼寝をしたりしていると意外に退屈しないで広島へ到着。


今回旅行の手配(宿や新幹線、レンタカーなど)してくれたのは、甥のケンちゃん。


わたしも妻も、旅行は嫌いではないけれど、そういう手配が嫌いというかめんどくさがりなので、なかなか遠出をしない。たいてい姉とケンちゃんがどこかへいくときに便乗させてもらうことが多い。今回も、それ。



午前11時少し過ぎに広島駅到着。


広島駅から予約していたレンタカーをケンちゃんが運転して、宮島へいく。


船で宮島口のフェリー乗り場から宮島へわたる。




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姉とケンちゃんと妻はタクシーで厳島神社までいき、ユミちゃんとミヤちゃんとわたしは歩いて向かう。


ミヤちゃんは、鹿や町並みの風景を写真に撮りはじめたので、遅くなる。うしろを見ながら、ユミちゃんとぶらぶら歩く。


暑いくらいのいい天気で、みやげ物屋と海を眺めながら散歩するのは気持ちがいい。




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ユミちゃんから、
「ふだん、休みはなにしてんの?」
といわれて、
「とくになにもしていない。最近長い散歩をしなくなって、映画館へいくことが多いかな」
「むかしと変わんないじゃない」
「まあ、そうかな」
ユミちゃんとわたしは、同い年。学生時代からの知り合い。


海のなかにある大鳥居は、修理中でビニールのようなものをかぶっている。


神社の入り口で全員集まって、厳島神社を歩く。


以前厳島神社へきたのは、十代のころ。記憶はほとんどない。


アーノルド・ファンク監督『新しき土』(日独合作映画。1937年)で、東京に住んでいるはずの原節子裏庭に厳島神社があって、16歳の原節子(可愛い)が鹿にエサをやっているシーンが撮られている。


日独伊の三国が同盟し(1940年)、世界を相手に戦争する、3年前の映画。


この映画をはじめて見たとき、地理的いいかげんさがおもしろかった。東京に厳島神社は出てくるし、夜の街のネオンに、阪急電車の文字が光る(笑)。


ナチスが防衛協定を結ぶ日本をドイツ人向けに紹介するための映画で、外国人向けに日本を紹介する映画のいいかげんさの結集みたいな作品だけど、16歳の原節子は可愛いし、見ようによってはそのツッコミどころ満載の珍妙さがたのしい映画。





Film Setsuko Hara The New Earth 1937 01
原節子の家の裏庭に厳島神社が出てくるシーンです。




厳島神社の長い廊下を歩く。



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帰りは、2台に分乗して、タクシーで宮島駅のフェリー乗り場までもどる。若いミヤちゃんだけは、帰りも歩いてもどるという。そのミヤちゃんがなかなかもどってこない。


わたしは、ミヤちゃんを探しながら、駅から厳島神社へもういちど向かう。途中でミヤちゃんに会えば、連れてもどろうというつもりだったが、店のなかでビールを飲めるところがあったので、よりこんで喉を潤す。


駅へもどったが、ミヤちゃんはまだもどっていなかった。母のユミちゃんが電話して、急がせる。気はきくが、マイ・ペースの娘なのだ(笑)。


船で島からもどり、広島駅近くの宿にチェックインする。


午後6時に集合と決めて、それぞれの部屋で休む。


夕飯は「村上海賊」という店で、牡蠣料理を食べながら、ケンちゃんとわたしだけ飲む。