3月19日、水曜日。
きのう買って読みそびれていた「週刊文春」の記事を、朝方、ベッドで寝ころんで読んだ。
この記事を書いたのは相澤冬樹記者。以前、『安倍官邸 VS. NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』を読んだことがある。森友事件を当初から追っていた記者だ。
その相澤記者がとうとう森友事件の真相に迫る記事を公表した。
発表されたのは、改ざんを強制され、悩み、苦しみ、うつ状態になり、最後は自殺した財務省職員・赤木俊夫氏の「手記」。
総理夫人や、政治家たちの痕跡をなくすために、公文書の改ざんを強制された経緯を詳細に伝えている。それにかかわったひとりひとりの名前も全部実名で書かれている。
死者をムチ打つ図太さがなければ、これで知らんぷりすることはできないはず、と考えるのがふつうだが、安倍政権はちがう。
どこまでもシラを切り通そうとするだろう。周囲が火だるまになっても、この政権は自分たちだけは知らぬ存ぜぬで生き延びてきた。
その延命には、わたしたち有権者の後押しが、なくてはならないものだった。どんな事件が勃発しても、わたしたちは安倍政権を選挙で圧勝させてきた。
いってみれば、わたしたちも「共犯者」。
赤木俊夫氏の奥さんが、事件の真相を知るために、改ざんを指示した元財務省理財局長の佐川宣寿氏と国を提訴するという。
最高裁判事も、安倍の息のかかったひとが多いときくけれど、どうなのだろうか。
公正な判断、なっとくできる判決が出るのだろうか?
その判決がいつ下されるかわからないけれど、わたしたちにもできることがある。
安倍晋三とその忖度集団を、次の選挙で窮地に追い込むことはできる。
いま、わたしたちも試されている。
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