小沢一郎議員と藤井聡京大教授が、「積極財政」について語り合う。
「消費税減税」はどこにいったのだろう?
一時は、期間限定にしろ「消費税減税」を打ち出した立憲民主党の党首は、このところめっきりそこに触れなくなった。
共産党との連携はどうなっているのだろう?
「れいわ新選組」は仲間はずれ?
これで、仮に「野党共闘」が実現しても、政権交代ができるだろうか。
「野党が固まっただけで、魅力的な政策がなければ勝てない。それは過去の選挙をふりかえればわかる」というのは、「れいわ新選組」の山本太郎代表。
政権交代をあきらめたわけではないけど、考えれば考えるほど、ストレスが溜まる。
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「積極財政」に気づきはじめたひとは、だんだん増えている。
自民党では、安藤裕議員と西田昌司議員。とくに西田庄司議員は、YouTubeで「積極財政」について日々わかりやすく発信している。
先日は、
「(自民党が野党時代)麻生大臣は『カネがなければ刷ればいい」といってましたが、なぜ変わってしまったのですか?」の質問に、ちょっと困惑して、「わたしが麻生大臣に聞きたいくらいだけど(笑)、財務省の大臣という立場になったからかな」と、禅問答のような答えを返していた(「積極財政」は、「カネがなければ刷ればいい」という前提に、「デフレの状況下では」という補足をつける必要がある)。
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立憲民主党では、原口一博議員が「責任ある積極財政」として、YouTubeで「機能的財政論」を発信している。
原口議員は、「積極財政」を主張している藤井聡教授を講師に招き、立憲民主党議員のために「日本の未來を創る勉強会」をひらいた。緊縮脳が主体の立民のなかで、どれだけ効果を発揮できただろう?
同じく立憲民主党で「積極財政」を主張する小沢一郎議員は、「藤井聡の『東京ホンマもん教室』」にゲスト出演して、党内議員に緊縮脳が多いことに、苦笑している(とくにトップが‥‥笑)。
「多くの議員が頭が固く、財務省やメディアの洗脳から抜けでることができない」。
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「れいわ新選組」が早くから街宣活動で主張していた「消費税廃止」や「積極財政」が少しずつだけど、ひろがりをみせている。しかし、遅い。
弱小政党が声高に呼びかけても、半信半疑(信=30%、疑=70%?)でしか受けとってもらえない。メディアの洗脳が大きい。
3月27日にも、東京新聞で「国の借金1000兆円超え 長期債務残高コロナで膨張、将来世代につけ回し」というタイトルの記事が出ていた。
立憲民主党の小沢一郎議員や原口一博議員が、「積極財政」を強い言葉で言い出したのは、「いまのまま、自民党とのぼんやりした対立政策では勝てないぞ」という、危機感をもちはじめたからかもしれない。
「しかし、トップが?」‥‥いつもそこで希望がしぼんでしまう。
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【東京ホンマもん教室】3月7日 放送 見逃し動画 おカネにまつわるホンマもんの話~MMT入門編~ 対談ゲスト:小沢一郎
ゲストの小沢一郎議員の出演は、はじめから17分15秒ころ。
【東京ホンマもん教室】3月21日 放送 見逃し動画 おカネにまつわるホンマもんの話~MMT応用編~ 対談ゲスト:小沢一郎
ゲストの小沢一郎出演は、17分20秒ころ。
山本太郎氏と小沢一郎氏が、枝野幸男氏への超重要なメッセージ!
もっと短時間で知りたいひとは、こちらの「風花未來チャンネル」を‥‥。