9月11日(土)、晴れ。
朝早く池袋へ向かう。
きょうは、「グランドシネマサンシャイン池袋」で、堀江貴大監督・脚本の『先生、私の隣に座っていただけませんか?』と、デンマーク映画『アナザーランド』を見る予定。
しかし、結果からいうと、2本ともほとんど感想を書けないほど睡魔境にはいってしまった。だから、感想らしい感想なし。
★
黒木華と柄本佑が演じる漫画家夫婦の虚実が交錯する心理戦を描いたドラマ。漫画家・佐和子の新作漫画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」。そこには、自分たちとよく似た夫婦の姿が描かれ、さらに佐和子の夫・俊夫と編集者・千佳の不倫現場がリアルに描かれていた。やがて物語は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へと急展開する。この漫画は完全な創作なのか、ただの妄想なのか、それとも夫に対する佐和子からの復讐なのか。現実そっくりの不倫漫画を読み進めていく中で、恐怖と嫉妬に震える俊夫は、現実と漫画の境界が曖昧になっていく。
(「映画.com」から)
https://eiga.com/movie/94770/
木村佑と黒木華、好きな俳優ふたりが共演。前半、興味津々見ていたのに、後半、黒木華の可憐な顔をアップで見ているうちに眠ってしまったようだ。こういう失敗がときどきある。映画の出来不出来とは関係なく、暗闇のなかで眠くなり、どう抵抗してもかなわない。この日も、かんじんなところで眠ってしまった。チャンスを見て、もう一度挑戦したい作品。
★
20分の間を置いて、トマス・ビンターベア監督の『アナザーランド』を見る。
冴えない高校教師のマーティンと3人の同僚は、ノルウェー人の哲学者が提唱した「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため、実験をすることに。朝から酒を飲み続け、常に酔った状態を保つと授業も楽しくなり、生き生きとするマーティンたち。生徒たちとの関係も良好になり、人生は良い方向に向かっていくと思われた。しかし、実験が進むにつれて次第に制御がきかなくなり……。
(「映画.com」から)
https://eiga.com/movie/93273/
ぎこちない授業が、お酒を飲んでからのぞむと、生徒たちを魅了するような生き生きとした時間に変わる。家族との生活にもその好調が続くかとおもいきや‥‥というようなお酒飲みのメルヘン映画。主人公のベロンとした「ノンベー顔」がいい。
しかし、この映画も途中から強烈な睡魔に襲われ、逆らうことができずに、ウトウト。
テッテーしてダメな、ダブルヘッター2連敗の1日になってしまった。
★
帰りの電車で、新津ひろみの『彼女が恐怖を連れてやってくる』を読む。テレビで見た「世にも奇妙な物語」のような短編集。気軽に読める。1時間弱の乗車時間が短く感じられた。