テデスキ・トラックス・バンド。左端のギタリストがデレク・トラックス、ひとりおいて、右の女性がスーザン・テデスキ。
テデスキ・トラックス・バンドは、デレク・トラックス(ギター)とスーザン・テデスキ(ボーカル、ギター)夫妻を中心に結成された大編成ブルース・バンド。
デレク・トラックスは新世代の三大ギタリストのひとり、といわれている。
デレク・トラックスをはじめて見たのは、2006年のエリック・クラプトン・コンサート(会場は、日本武道館)。このときはギタリストが3人(エリック・クラプトン、デレク・トラックス、ドイル・ブラムホール2世)編成で来日した。
わたしはそれまでデレク・トラックスを知らず、予備知識なく彼のスライド・ギターをたのしんだ。
あとで知ったが、かれはそのころオールマン・ブラザーズ・バンドで、亡きデュアン・オールマンの後を継ぐギタリストとして注目を浴びていたようだ。
2006年のエリック・クラプトン・コンサートの最大の見どころは、その亡きデュアン・オールマンが参加している、エリック・クラプトン(バンド名は、デレク&ドミノス)のアルバム『いとしのレイラ』(1970年)収録曲のライブ演奏。
デュアン・オールマンがアルバムのなかで弾いたスライド・ギターは、デレク・トラックスが演奏した。
そのデレク・トラックスの原点ともいえるアルバム『いとしのレイラ』を、こんどは自分のバンドで全曲再現したというからすごい。
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アルバム収録曲は以下のとおり。
CD1
1. I Looked Away
2. Bell Bottom Blues
3. Keep On Growing
4. Nobody Knows You When You’re Down and Out
5. I Am Yours
6. Anyday
CD2
1. Key to the Highway
2. Tell the Truth
3. Why Does Love Got to Be So Sad?
4. Have You Ever Loved a Woman
5. Little Wing
6. It’s Too Late
7. Layla
8. Thorn Tree in the Garden
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3曲ほど、YouTubeにライブ映像が公開されているので、2曲アップしておきます。
www.youtube.com
まずはエリック・クラプトンの代表曲「レイラ」。
www.youtube.com
「テル・ザ・トゥルース」。2006年エリック・クラプトンの日本公演でも演奏された。