3月12日㈰。日帰り温泉(上尾市)の帰り、夕方の円山公園を妻と散歩する。
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「WBC」(ワールド・ベースボール・クラシック)を楽しんでいるけれど、、、
東京ドームいっぱいに集まった観客を見ながらついつい考えてしまう。
ここにいるひとたちが、子供たちや孫たちのために、この熱狂の半分でも政治に関心をもってくれたらーー日本の未来に希望をもてるだろうけれどなあ。
先日YouTubeで、政治学者の白井聡氏が、「政権が腐敗しているのは明らか。でも、それより深刻なのがこの国の民度の低さ」と発言しているのを見た。
「自民・公明」の腐った政権を選択しているのは、要するにわたしたちだ。このところ(3月12日、記)、岸田政権の支持率が回復しているという。唖然とするしかない。
わたしが、妻に白井聡氏の話をすると、、、
「その話、もう3回聞いた」と受け流された。
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「川越スカラ座」の前で。
時間をもどします。
3月1日㈬。
「新宿武蔵野館」へ、城定定夫監督『銀平町シネマブルース』を見にいく。
時間があったので、お昼を新宿駅東口地下にある軽食喫茶「ベルク」ですます。カレーライスとホット・コーヒー。
12時35分から上映スタート。
『銀平町シネマブルース』は、全面的に川越市唯一の名画座「川越スカラ座」でロケしている。
予告編からして、慣れ親しんだ映画館の風景が出てくる。上映が終わってしまわないうちに、見にきた。
青春時代を過ごした街・銀平町に帰ってきた一文無しの青年・近藤は、映画好きの路上生活者の佐藤と、商店街の一角にある映画館・銀平スカラ座の支配人・梶原と知り合ったことをきっかけに、銀平スカラ座でアルバイトとして働くことに。
同僚のスタッフや、老練な映写技師、売れない役者やミュージシャン、映画の世界に夢を見ている中学生など、個性豊かな常連客との出会いを通じて、近藤はかつての自分と向き合い始める。
(「映画.com」から)
映画好きなひとたちが集い、「銀平スカラ座」で、失意の底にいた青年の監督作品を特別上映し、彼を立ち直させるというヒューマンドラマ。
予告編を見たとき、既視感があったが、「やっぱりなあ」だった。
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帰り、ひさしぶり立呑み「春田屋」へ寄る。