『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザー。
4月19日㈬。
もう1ヶ月も前になってしまったが、池袋の「グランドシネマサンシャイン」で、ダーレン・アロノフスキー監督の『ザ・ホエール』を見る。
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体重272キロの巨漢が主人公。
彼は恋人(同性の男子)を失ってから生きる気力を失い、家を出ることもなく、どんどん体重を増していた。死期が迫っているが、病院へ行くこともしない。
彼は8年前、恋人と暮らすために家庭を捨ててしまった。最後の望みは疎遠になってしまった娘のエリーを呼び寄せ、和解することだったが、エリーは、今も父親を憎んでいた(当たり前だが)。
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舞台劇の映画化だという。272キロの巨漢は家の外に出ることもできない。器具に頼って、やっと室内を移動するだけ。映画のほとんどは、この男の家のなかで、進行していく。
主人公を演じた俳優が誰かわたしはわからなかった。あとで調べたら、冒険活劇映画「ハムナプトラ」シリーズの主人公・ブレンダン・フレイザーだった(名前は今回はじめて知った)。あの二枚目が……272キロの巨漢に扮していたのだとは。
『ハムナプトラ』シリーズのブレンダン・フレイザー。
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帰り、池袋の居酒屋『青龍』で飲んで帰る。