かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

被災地【能登半島】からの報告(山本太郎代表)


(写真は、すべて「X」の投稿から)




やはた愛さんの「X」投稿から

非常災害対策本部長・岸田文雄首相が経済3団体(経団連経済同友会日本商工会議所)の新年会にご出席されている頃、
山本太郎代表はNPO団体に相談した上で、混乱の過程も含めて自ら視察することが有益だと判断し、被災地に入っておりました。
我々れいわに所属する者に対しては
「皆が何か動きたい気持ちは分かるが闇雲に動くことは逆に現場の足を引っ張ってしまう恐れもあるので、私が知り得たことは一定共有する」とのメッセージがありました。代表が見聞きしたことを党内で共有し、政策への反映や必要な支援に繋げてまいります。




それから、山本太郎代表の現場報告を引用している。

「この混乱状態も含めて
国会議員に知ってもらいたい。」
「あまりの政府の後手後手に、
命が蔑ろにされている」


電話ではなく、
現場のNPOから直接話を聞くため、
本日(1月5日)、能登半島能登町に入った。


来週にも国会では災害特別委員会を開くような開かないような、
生ぬるい動きがあるので、
現場の声を、状況を知っておく必要がある。


始発でレンタカーに空きがある駅まで移動し、
能登町に到着したのは午後6時。
役場の駐車場には全国から集まったNPO
片付けと翌日の準備に忙しい。
雨よけのテントを組み立てていた
全国の被災地で何度も顔を合わせた人たちに混じりながら状況を聞く。


ある避難所では
700人に対する一食の食料配布が
昨日はおにぎり一個だった。
今日、NPOがその避難所に食材を届けたら、
被災者から拍手が生まれ、
「お礼に炊き出しで作ったものをお裾分けする」と、
約束をしてくれたと言う。被災者自ら料理をすることは気晴らしや
誰かに喜んでもらえるばかりでなく、
温かいものを口にできることは大きい。


避難生活が続けば
お弁当も高カロリーの似た内容が続き、
高血圧や成人病などにもあまり良いとは言えない。


ただお世話をされる立場に被災者をおくと
再び立ち上がる力を奪ってしまう。
積極的に何かをやれる空気作りは、
その後の街の復旧にも大きく影響する、
とこれまで数十もの復興を手伝ってきたNPOの方はいう。


炊事環境がある避難所であれば、これが可能になるが、
その様な避難所は少ない。

そこで自衛隊のキッチンカーの出番だ。
自衛隊は自走式と牽引式キッチンカーを持っている。
その数、合わせて800を超える。
牽引式は約45分のうちに250人分、
自走式は約60分で150人分の炊事を行う
素晴らしい能力を持っている。

2018年西日本豪雨の国会質疑( https://taro-yamamoto.jp/national-diet/8706 )から
この件をお願いし続けているが未だ叶っておらず、
今回は実現したい。


そんな話をしながら彼らの晩ごはんの炊き出しに誘われ
凍える寒さの中、カレーをいただく。


明日は当事者に直接話を聞き、
今、何が必要かをしっかりと勉強させてもらうと意気込み、
車の中で眠ります。


(2024年1月5日 午後11時33分)