かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『島々清しゃ』と『東京ウィンドオーケストラ』をハシゴする(1月28日)。

新藤風監督、伊東蒼、安藤サクラ主演の『島々清しゃ(しまじまかいしゃ)』と、坂下雄一郎監督、中西美帆主演の『東京ウィンドオーケストラ』がどちらも新宿の映画館で、時間もうまくズレているのがわかったので、妻といっしょにハシゴすることにする。 最初…

三浦綾子著『母』を読む。

母 (角川文庫)作者: 三浦綾子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1996/06/01メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (21件) を見る 電子書籍で、三浦綾子著『母』を読む。山田火砂子監督、寺島しのぶ主演で、2月25日から『母ー小林多喜二の母』が…

マーティン・スコセッシ監督『沈黙ーサイレンスー』を見る(1月22日)。

1月22日(日曜日)の朝早く、妻と一緒に川越の家を出て、「山田うどん」で朝飯。「ウニクス南古谷」へ、9時20分から、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙ーサイレンスー』を見にいく。原作は遠藤周作の『沈黙』で、これは20代のころ読んで強い感動を受けた…

阿川弘之『雲の墓標』を読む。

雲の墓標 (新潮文庫)作者: 阿川弘之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1958/07/22メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (13件) を見る 20代の頃読んだ、阿川弘之『雲の墓標』を再読し、国家暴力の恐ろしさを考える。この小説に登場する学生は、海…

片渕須直監督の『この世界の片隅に』を見る(1月8日)

1月8日(日曜日)の午前、妻の運転で、娘と双子を連れ、川越市役所前の消防隊の出初式を見にいく。市役所前に着いて、娘が連絡すると、市役所へ休日出勤している娘の夫(双子の父)も外に出てきて、一緒に出初式を見る。 イラストや写真で見たことのある本物…

湯浅学著『21世紀のボブ・ディラン』から。

ボブ・ディランの21世紀 (CDジャーナルムック)作者: 湯浅学出版社/メーカー: 音楽出版社発売日: 2016/12/08メディア: ムックこの商品を含むブログ (2件) を見る ボブ・ディランを50年以上聴いてきたけれど、このひとはわからないことが多い。というより、ほ…

夏目漱石著『硝子戸の中』に描かれた大塚楠緒子。

硝子戸の中 (新潮文庫)作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1952/07/22メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (35件) を見る 年末ひさしぶりに夏目漱石の『硝子戸の中(うち)』を読み直してみた。静かな心境で綴る淡々とし…

年末に『No Nukes ヒロシマ ナガサキ フクシマ』を読む。

メッセージ&フォトブック No Nukes ヒロシマ ナガサキ フクシマ作者: 『No Nukes ヒロシマナガサキフクシマ』編集部出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/04/16メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 今年最後に読んだ本。見開き2ページに、学生をはじ…